新規SAPシステム(ABAPインスタンス)を構築した際にユーザを大量に登録する必要がある場合があります。
SU10で一括登録が可能ですが、以下の問題がありました。
・氏名等、アドレスタブの内容を個別に登録しなければならない
・初期パスワードの指定ができない(自動発行の複雑かつ長いもの勝手に設定される)
そのため、SU10で一旦登録し、eCATTをつかってアドレスタブと初期パスワードの設定をしました。
(作り込みをすればeCATTを使ってユーザ登録全体を自動化することも可能です。)
以下、eCATTの使用方法の概要になります。
①Tr-cd:SECATT
②テストスクリプト登録
テストスクリプトに任意の名称を入力し[オブジェクト登録]ボタンを押下
属性タブにて表題とApplicationコンポーネントを入力する
③トランザクション記録
[パターン]ボタンを押下
以下の内容を入力
・グループ:UIコントロール
・TCD(Record)
・トランザクション:SU01
・インターフェース:<自動提案> ※トランザクション入力後にEnterを押すことで自動で入力される
自動実行させたい処理を行う。
処理完了後に[前画面]ボタンで戻る。
記録終了のポップアップにて[はい]を選択。
④コマンドインターフェースの登録
SECATTの画面に戻るのでエディタタブを選択する
コマンドインターフェース欄に表示されているインターフェース名をダブルクリックする
先ほど登録したトランザクションが再度実行されるため、変更対象の項目をダブルクリックする(赤枠で表示されている項目)
ポップアップにて任意のパラメータ名、項目内容を入力する
画面遷移がある場合は[次画面]ボタンを押下し、同様の処理を繰り返す
最後の画面まで遷移すると元の画面に戻るので[保存]お端を押下する
⑤バリアントのダウンロード
メニューバーより、[ユーティリティ] -> [テスト設定] -> [登録]
[バリアントをダウンロード]押下し、テキストファイル形式でダウンロードする
ダウンロードしたファイルを編集のためExcelで開く
A列は連番、C列以降に登録したいデータを入力し、保存する
⑥eCATTの実行
Variantタブから[外部バリアント/パス]に先ほど作成したアップロード用のファイルを選択する
[実行]ボタンを押下
開始オプション画面に遷移するので、[実行]ボタンを押下し処理を開始する
処理終了後にログが表示されるため正常終了していることを確認する
【補足】
・eCATTの処理がエラーになる場合はUI Controlタブでフォアグランド実行し、エラー箇所やエラー内容を確認する
・SCC4のクライアントの設定でeCATTが許可されていない場合でも特にエラーは発生しない(処理自体が行われないため)