ディープリンクとは
雑に言うと、
任意のアプリの、任意の画面に遷移させるURI
また、それを扱う仕組みのこと。
例えば
- Twitterで流れてきたAmazonのリンクから、Amazonアプリの該当の商品ページに遷移する
- お店の紹介ページにて住所をタップすると、該当の位置にピンが立った状態でGoogle Mapsが起動する
説明するもの
- Custom URL Scheme
- Universal Links/App Links
- Firebase Dynamic Links
Custom URL Scheme
amzn://apps/android?asin=B004FRX0MY
や comgooglemaps://
など、アプリ独自に決めたschemeを利用する。
メリット
- 他のアプリやWebページから気軽にリンクさせられる
デメリット
- アプリがインストールされていない場合に動作しない
- 他のアプリと競合する可能性がある
Universal Links/App Links
iOSとAndroidで呼び方が違うが、だいたい同じもの。
https://
から始まるURLを利用する。
メリット
- Web上のURIを利用するので、競合する可能性がない
- インストールされていなければ、Webページが表示される
制約
- 対象のドメインに、アプリの情報を含めたjsonファイルを配置する必要がある
用途
アプリのほうが機能・操作性が高い場合に、ユーザにアプリを利用してもらう。
Webページの方には、ダウンロードリンクを置いておいたり。
Firebase Dynamic Links
Firebaseの機能のうちの1つ。
Firebaseの仕組みを使ってリンクを作成し、踏んだときの動作をカスタマイズする。
リンクの作成方法
Firebaseのコンソール上から作成したり、下記のようにURLを組み立てたり。
https://firebase.google.com/docs/dynamic-links/create-manually?hl=ja
例えば
- キャンペーン用のURLをフライヤーに仕込んでおいて、インストール状態に合わせて起動
- インストール済みなら対象ページへ
- 未インストールならストアページへ
- インストール後、対象のページへ
- 招待リンクを作成し、そこからインストールしたユーザと招待者をフォロー関係にする
その他
他にも、その周りの技術がいろいろあります。
- Smart App Banners/Native app install banners
- Google Play Install Referrer
Webとアプリ、うまく連携させましょう。