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Charlesでスマホアプリデバッグ

Last updated at Posted at 2018-12-15
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スマホアプリを作るとき、サーバーから返ってくるデータを表示することありますよね?


でも、サーバサイドでデータを作るのが大変だったり、返すのが難しい異常系とかありますよね?


また、通信されている内容を確認したいことありますよね?


そこでCharlesです。


Charlesを自由に使うには、$50支払う必要があります。

ただし、いくつかの制限事項に目をつぶれば、機能的にはフルで利用し続けることができます。
(試用して良ければ、お金を払いましょう)


ただ、おそらく、エンジニア的にはmitmproxyの方が使いやすいです。
https://mitmproxy.org/

(私は、最初に使ったのがCharlesだったので、そのままですが。。。)


Charlesは比較的情報が見やすく、
GUIで設定できたり、
非エンジニアでも比較的とっつきやすいと思います。
(社内でも、ディレクターやテスターに使ってもらってます)


端末・アプリの設定

Proxyの設定が必要です。


また、いまどきは全通信が https だと思うので、端末・アプリ側の設定が必要です。
https://www.charlesproxy.com/documentation/using-charles/ssl-certificates/


Charlesの動作イメージ

通常 : 端末 <-> サーバー

Charlesを利用した場合のイメージ :
端末 <- Wi-Fi -> PC上のCharles <-> サーバー


便利なケースを挙げていきます


知らないアプリのバグ修正をすることになった。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

対象の画面を開いてみて、通信されているAPIを特定できます。そのパスから、対象のコードをある程度特定できます。


APIからエラーが返ってくるけど、API側の問題か、アプリ側の問題かわからない。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

アプリ外でRecordingすることで、送受信している情報を第三者的に確認できます。


リクエストとレスポンスのRAWデータ全文を送れば、サーバ側も問題が特定しやすい。はず。


アプリでのAPI実行を、何度も繰り返したい。
(投稿APIを大量に叩いてデータを作成したり)

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Recordingしたリクエストをcurl形式にすることができる。


ログイン画面で、id/passを毎回入力するのが面倒。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Map remoteで、リクエストを改ざんして、特定のパスへのアクセス時に、任意のリクエストボディを設定できます。


レスポンスとして長い文字列を返したい。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Map remoteで、レスポンス内の特定の文字列を書き換えられます。


異常系のテストをしたい。500エラーなど。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Map remoteで、レスポンスステータス・ボディを書き換えられます。


異常系のテストをしたい。タイムアウトなど。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Breakpointを設定して、通信を止めることができます。


サーバがまだ実装されていないので、ローカルのJSONを返したい。

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

Map localでパスごとに返却するJSONを指定できます。


通信環境が悪いと問題が発生するらしい。
(並列処理がうまくいっていなかったり)

:arrow_down_small: :arrow_down_small: :arrow_down_small:

throttleをかけることができます。


こんな感じで、通信周りをいろいろ改ざんして、実装確認をすすめることができます。


ただし、いろいろやりすぎると、改ざんしていることを忘れてテストしてしまったりします。。 :sweat:

実際のレスポンスに切り替えたら、うまく動かなかったり :sweat::sweat:


適切に使い、自分のペースで開発/テストしていきましょう。

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