ご無沙汰です。
どーも、のぶこふです。
「のぶこぶ」に間違われやすいので、「のぶを」にしてみたりしてます。
さて最近、Corda Developer Certification Exam に合格しました。
普段からCordaを触っていう人でも、あまり馴染みが無いと思いますので、少し解説等をしようと思います。
とはいえ、詳細に書きすぎると、R3の方から怒られそうなので、オブラートに包みながら、それとなく伝えていきます。
Corda Certified Developer合格なう。
— のぶを (@nobkovskii) May 22, 2020
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Corda Developer Certification Exam
概要 | 説明 |
---|---|
What is ? | Cordapp開発に必要な知識を確認するためのテスト |
セクション数 | 23(うち、解説やフィードバックが3つ) |
問題数 | 112問くらい |
合格 | 75%以上 |
制限時間 | 無し |
設問言語 | 英語(Google翻訳可能) |
回答方式 | ほぼ4択、たまに正誤の2択。極稀に複数選択。 |
URL | https://corda-certification.myshopify.com/products/corda-standard-certification-test |
費用 | $150.00(※) |
再受験 | 無制限 |
※R3主催のイベントに行くと良いことがあるかもしれません(私はR3の回し者ではありません)
上記URLでは、70問の多肢選択問題と記述されていますが、嘘です。たっぷり112問あります。
「Cordapp開発に必要な知識を確認するテスト」と銘打っていますが、その実は基本となる概念からアーキテクチャ、開発について、非常に多岐にわたります。
ドキュメントを読むだけでは不足する箇所もありますし(実際に作ってみてわかることもある)、ローカルの開発だけではNetworkの部分は触ることは無いでしょう。
ただ、試験結果は即時わかりますし、再受験はいくらでも可能ですし、間違えた箇所も結果でわかるので、間違えたところを復習したりして、根気強く続ければ合格は可能です。
詳細
もう少し試験の中身を詳しく説明します。
各セクションは、Consensus、Network、Framework、Nodes、States、Reference States、Contracts、Commands、Flows、Transactions、Attachments、Oracles、Timestamps、Code Related Questions、Cordapp Related Questions(6つ)の合計20セクションです。
設問数はセクションによりますが、だいたい10問前後。内容が薄いところもあります。
基本的には、Cordaのドキュメントを読み進めていくのが正攻法です。
https://docs.corda.net/
ただ、この試験でのCordaのバージョンが必ずしも最新版と一致しているわけではないので(Identity Managerが旧名のThe Doormanになってたりする)、微妙なところは気をつける必要があるかもしれません。
ラスト6つの「Cordapp Related Questions」は、実際にGithubにあがっているサンプルからの出題になります。
一通り動かしてみて、挙動を確認しておくと、回答がスムーズになると思います。
▼Cordaのサンプル
https://github.com/corda/samples
流石に設問内容は記述できないので、詳細はここまでとします。
やってみて
なかなか難易度も高いですし、設問数の多さから、じっくり腰を据えてやることをおすすめします。
そこそこ触ってきたと自負する私は、初回ノー勉で実施してみたら60%いかないくらいでした。。。
この試験を通じて勉強になる部分も非常にあったので、合否に関わらず設問に目を通すのもありだと思います。
Cordaをこれからやろうと思っている方は、アプリ作成といった技術の部分だけでなく、こういった知識も抑えておくと、今後役に立つと思います。
では、素晴らしいCorda Lifeをお過ごしください。
今回はここまでです。
ありがとうございました。