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エンジニア登竜門:1週目

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##まずは仕事の準備から。
2020/2/3からスタート。事情があって月から木の週4勤務。
MacOS環境を勧められていたが、半年無職の男にMac買うような金あるわけないので自前のWinで始める。パーツは古いが、長年いろんなゲームと戦ってきた愛用のPCだ。
最初の業務は会社のWebシステムを自分のパソコンに落とし込んでローカル環境を作るところから。ただプログラミング初心者にはジットハブからリポジトリクローンしてドッカービルドしてからコンポーズアップしてローカルホストアクセスして環境テストとかもう訳わかんなかった。なんでこんなカタカナだらけなの。何にもわからん。検索しながらなんとかローカルを整える。
ところが問題発生、マニュアル通りに入れたはずなのにエラーで立ち上がらない。エラーログの見方も分からない、質問しても**「Winはわからんっすね」**。
そりゃそう。事前に言われてたし。

##仮想環境でGO
####WSLでGO
急遽変更、仮想環境を使って少しでもMacに似てるLinux環境を作ることにする。もちろん上司の指示。(初心者にそんな気が回るワケがない。)
Winには便利なWSL(Windows Subsystem for Linux)というものがあるのだ。説明は不要だろう。せっかく用意されてるんだしそれで環境を作る。
普通の仕事で言ったら**「デスクに資料を並べる」ような作業で2日くらい取られてるので焦ってくる。早く環境を作らねば。
そしてまたしてもエラー。なぜだ、わからん、エラー読んでも分からん。CUI(これは知ってた)なんぞ
凡人の扱える代物じゃねえ**。どうやら「WSLだとUbuntuのバージョンとDockerのバージョンがかみ合わない事がある」らしい。WSLでDocker使う人もそこそこいるみたいだが、検索しても何にも分からん。Ubuntuごと消しては再構築するという無駄を重ねまくる。もちろん解決せず。
####VirtualBOXでGO
これはマズイ。別の手段にしよう。どうやらWSLよりは一般的に使われているVirtualBOXというのがあるらしい。こいつにかけるしかねえ。慣れた手つき(激遅)でVirtualBOXにUbuntuを導入する。GUIが使える分さっきよりテキパキと…と思いきや、「Winを起動しながらメモリやCPUの力をVirtualBOXに割く」という仕組みなので作業がハチャメチャに重い 。15年前かよ。メイプルストーリーの裏でスカイプとかいじるとこんな感じだったわ。
何とかかんとか導入完了、ようやくずっとボトルネックになってたシステムが動き始め…てない1個だけ動いてない
エラーログも大して吐いてない(見方を教えてもらった)。必死に色々試す。間違いなく今までで一番順調ではあるんや…なんで最後のこれだけ動かないんだ…しかも原因不明…!最初の1週間、俺は「デスクの準備」で終わってしまうのか…!?

##原因解明
泣きそうになりながらエラーになるような部分のワードを検索した。英語の資料ばっか出る。何言ってんのかわかんねえ
しかしここでようやく、ほぼ同じ症状のエラーが出てるという英語の資料を発見。ああ、神は生きてるんだ…!!
ついに長い戦いも終わり、原因解明、そのエラー番号はなんと、**「CPUの処理機能が非対応」**ということ。

**…ん?え?CPU非対応?**ハードが古すぎるということ?

つまり、環境構築云々の前に、「スーパーファミコンではSwitchのソフトは遊べません」というエラーが起きていた。…神は死んだのだ。

俺は悟った。なぜエンジニアはみんなMacBookで仕事をするのか。
あれはスタバでドヤるためではなく、開発環境のハードウェアを統一するためだったのだ。物事には須らく理由があるのだ。

##怒涛の4日間を終えて(進捗:0%)
そうして、エンジニアとしての最初の4日間は**「開発初心者はMac使っとけ」**というツイッターのクソリプのような事実を、その身をもって理解する事だけに使われてしまったのであった。

なお、見かねた上司がオフィス側の人に掛け合ってくれたので、オフィスに余ってたMacを貸していただける事になった。
週明けからはMacで開発します。頑張りますのでよろしくお願いします。

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