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Touchdesigner Workshop in Dotfes2019に参加してきました。

Last updated at Posted at 2019-11-21

Dotfes2019にて開催されていたTouchdesignerのビギナー向けワークショップに参加してきました。

#Touchdesignerとは?
Derivative社製のビジュアルプログラミングツール
ざっくり言うと、プログラミング言語を文字で描くのではなく、下の画像の様に各機能の詰まった箱を紐で繋いでいくことで、紐を通じて箱同士でデータのやり取りをし、直感的にプログラミングができる開発ツールです。

3dexample.png

#ワークショップに参加したきっかけ
Touchdesignerには元から興味を持っていて、11月の頭にちょうど日本語の解説本を購入したところでした。ですが、今回のワークショップの存在についてはつゆ知らず、facebookを見ていた際にたまたま今回のイベント情報が流れてきて、偶然、ワークショップの存在を知りました。

今回はTouchdesignerの開発元であるDerivative社のプロダクトマネージャーであるBen Voigtさんに直接教えて貰えるということで、ちょうど前述の本をベースに簡単な触りだけ勉強していたこともあり、わからないところを直接聞けるチャンスと思って参加することにしました。

#当日
ワークショップは15:00からだったんですが、Dotfes2019のイベント自体は12:00から開催されており、各種トークセッションや体験型展示により、盛り上がりを見せていました。
そんな中、ワークショップ会場にあたる一室の中で、SPEKTRAさんによるTouchdesigner縛りの展示コーナーが設けられており、実際にTouchdesignerによる展示を見たり、体験させて貰うことで、Touchdesignerで作れるもののイメージをワークショップ前に膨らませることができました。

中でも@snafkinlibertyさんがユニットのお二人でバナナ型のコントローラーと、それに連動する音と映像を使った体験型展示をされていたんですが、展示を体験させて貰う中でTouchdesignerの学習方法について質問したら、親切にオススメ教材のリンクを教えて下さってとても助かりました。この場を借りて再度お礼を述べさせて頂きます。ありがとうございます。

#ワークショップ内容
実際のワークショップ内容は以下のようなものでした。

level.png

level TOPを使った基礎的な、リアルタイムでのパラメーター変更について、

feedback.png

各種フィルタTOPを使った画像処理について、

input.png

lfo(発振器)や各種入力の値の取り方について、

viewing_data.png

波形データを画像や数値など他のデータ形式で出力する方法、

viewing_data_color.png

上記の出力をカラー画像にした場合、

3dexample.png

これまで習ったことの応用で、画像や動画ファイルから取得したテクスチャを3D空間内のX-Z2次元平面に貼る。また音声入力を基に2次元ノイズを生成し、前述の2次元平面をそのノイズを基にY方向に上下させる。

説明だけだとわかりにくいので、最後に習った部分でできた成果物のgifを以下に示します。
Touchdesignerで与えた音の波形に合わせて画像が変化している様子

TDWSDotfes2019.gif

#感想
2時間半程度と短い間でしたが、触り程度にTouchdesignerに触れて、その可能性を感じるには十分な内容で、とても楽しめました。隣に座って一緒に解説を聞いていた私の友人(非プログラマ)もずっと、すごいすごい!自分もやりたい!と言っていました。

実は私自身は2年か3年前にBenさんも来られてたTouchdesignerの大阪でのワークショップに参加したことがありました。その際は面白いなとは思ったもののピンと来ず、以後しばらくTouchdesignerには触れていなかったことで勿体ないことをしたなと思った経験もあったため、今回を契機にもう一度Touchdesignerに取り組む機会を作れたのは自分としては良いきっかけになりました。

#余談
ワークショップが終わった後、Benさんに質問に行った際に、ダメ元で「Sign please.」と言ったところ、
Touchdesignerの解説本【Visual Thinking with TouchDesigner プロが選ぶリアルタイムレンダリング&プロトタイピングの極意】にサインしてくれました笑

signofben.jpg

もちろんBenさんはこの本の監修で著者でないことはわかってるんですが、Benさんも笑いながら親切に対応して頂けて、とても嬉しかったです。

Benさんがサインに添えてくれたKeep Touching!という言葉がとても心に響いたので、今後、Touchdesignerを使った成果物をコンスタントに作り続けられるよう、アウトプットを心がけつつ習得に励んでいきます。

最後に、今回のワークショップを開催して下さったBenさん、通訳をして下さったMonicaさん、並びにDotfes2019運営の皆さんにお礼申し上げます。

学習の成果をQiitaやnoteで随時記録していきたいと思いますので、よろしければまた見に来て頂けると嬉しいです。

では、また次の機会に。

Keep Touching!

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