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GitLabでmasterへのPushを防ぐ

Last updated at Posted at 2020-12-07

チーム開発において、gitの使い始めではどうしてもmasterへPushしてしまうトラブルが付きものです。
GitLabにはProtected branchというPush権限を限定する設定があり、これを使えば誤ったPushを防ぐことができます。

設定方法

GitLabで、設定したいプロジェクトのルートに移動します。

設定する対象の権限の確認

GitLabで設定済みの権限を確認しましょう。
今回はDeveloperはmasterにPushできないようにすることにします。デフォルトブランチ名がmaster以外の場合は、masterを適宜読み替えてごらんください。

設定画面に移動

左のツリーから"Repository"を選択します。
image.png

"Protected branches"を選択します。
image.png

現在の設定を確認

下記の部分が現在の設定です。
image.png

各列の説明は以下。

  • Protected branch
    PushやMergeに何らかの制限がかかっているブランチ名が表示されます。"Defalut"とマークがあるのがdefault branchです。

  • Last commit
    そのbranchの最後のPush日とcommitへのリンクです。

  • Allowed to merge
    ここで選択したユーザにのみMergeが許可されます。
    Merge requestを可能にしたいグループをここで選択してください。

  • Allowed to push
    Pushを許可する権限です。指定branchに対して直接Pushができます。Merge requestを必須とする運用ならば、ここはno oneもしくはMasterだけに留めておくべきです。

  • Unprotect
    ここを押すと、そのブランチの権限設定が抹消されます。

branchを追加する

下記の部分から制限を設けたい、新しいbranchの追加が出来ます。
BranchのInput boxにbranch名を記入しましょう。入力候補が出るのでそこで選ぶこともできます。
image.png

あとは、各操作を可能にする権限を選択したら"Protect"を押して設定完了です。

注意

この設定はRepository毎に必要ですので、複数のProjectに対して設定を行いたい場合には、それぞれ設定してください。

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