管理画面チラ見せ♡ナイト #1
に参加してきました!
貴重な機会を設けてくださった西小倉さん(@pandeiro245)
ありがとうございます!
イベント概要
普段見れない各社の管理画面をチラ見せしちゃうイベントです。
Facebookグループ
ATND
Togetter - 管理画面チラ見せ♡ナイト #1
発表者一覧
発表者の一覧はこちら
via ATND
発表者 | 所属 | URL |
---|---|---|
桂大介氏 | 株式会社リブセンス | livesense.co.jp |
Yosuke Tomita氏 | コーチ・ユナイテッド株式会社 | cyta.jp |
川崎 禎紀氏 | ウォンテッドリー株式会社 | wantedly.com |
岩堀 草平氏 | 株式会社ハイパーインターネッツ | camp-fire.jp |
利根川 裕太氏 | ラクスル株式会社 | raksul.com |
Akira Chiku氏 | 株式会社カンム | kanmu.co.jp |
星野 善彦氏 | シスウ株式会社 | corp.shisuh.com |
上記に加え、スポンサー枠x2
- マーベリック
- GOOD-PATCH
ざっくり感想
発表資料
- イベントの性質上あまり公開されていないみたい。
- 公開されても削られているページ多数でした。
- 把握している範囲ですが、記事末尾にまとめておきますね。
管理画面、どんな感じに作ってる?
- 今回発表された各社、管理画面の方向性としては大きく分けて2種類でした。#ちょっと乱暴な分け方かな?
- 省エネ型アプローチ
- 作りこみ型アプローチ
省エネ型アプローチ
- 最初から開発リソースが少ない、もしくは、ビジネスサイドやサービスからの多数の要望に応えるために、結果としてそうなったパターン
- データ抽出作業はできるだけエンジニアの手を使わない
- 簡単なSQLはビジネスサイドの人間でも書けるようにする(リブセンス)
- 多少複雑なSQLでも再利用できる形にする
- Query登録フォームとQuery実行用パーマネントリンクを作れるツールを導入する。 ex. DataClip..らしい #探したけど見つからず。
- 基本的に要望は受け入れていない(マーベリック、リブセンス)
- SalesforceのようなSaaSや外部APIなどを積極的に利用する(ハイパーインターネッツ、ラクスル)
- よく使うものを作りこみ、年数回しか使わないものにはあまり手間をかけない(ハイパーインターネッツ)
作りこみ型アプローチ
- ビジネスサイドと協議or開発側から提案しつつ、必要と判断したものを作りこんでいくパターン
- 片手間ではなく、開発リソースをきっちり確保しているイメージ
- PDCAサイクルを回して常に改善を図っている(Wantedly、コーチ・ユナイテッド)
- 管理画面にKPIを設け、計測し続けている
- ビジネスサイドと開発サイドでちゃんと発信しあって信頼関係を築いている(Wantedly、コーチ・ユナイテッド)
- そうなるための仕組みを作っている、という点で挙げてみました
こだわりポイント、参考になったポイント
- 営業の人が使うPCでも使いやすいように、1画面あたりの情報量を減らす(マーベリック)
-
ビジネスサイドの使用するPCの画面解像度・画面サイズは、開発サイドのものより低いことが多い
- これ意外と見落としがちかも。目からウロコでした。
-
ビジネスサイドの使用するPCの画面解像度・画面サイズは、開発サイドのものより低いことが多い
- 画面の見た目を派手にして、使う側のテンションを上げる(マーベリック) #ネタだったかも
- 管理者がログインしている場合だけ、編集ボタンを出すようなbookmarkletを作った(リブセンス)
- 指標として見せる数値は必要最小限にとどめる。見せるのは4つだけ。必要に応じて入れ替えていく(コーチ・ユナイテッド)
気になった発表
一番気になったコーチ・ユナイテッドさんのお話。
コーチ・ユナイテッド
発表資料
サービスの気になリポイント
- ライブフォーム(フォームから連絡先を登録するだけで、営業時間内なら2分以内(!)に電話がかかってくる)
- コールセンターを置き、入力フォームを会社側で入力する
- ユーザのフォーム入力の手間を省きつつ、ユーザごとのコンテキストに応じたニーズを引き出したい場合にいいかも!
- コールセンターを置き、入力フォームを会社側で入力する
- 受講状況を見せることで、担当オペレータの改善への意識付けをうながす。
- ライブフォームへの対応では10分程度話をすることが多い。ある程度ユーザとオペレータが仲良くなることも多い。
- が、受講してくれないケースも多々ある。
- オペレータに結果を直視してもらうことで、改善への意識付けを狙う。
- が、受講してくれないケースも多々ある。
- ライブフォームへの対応では10分程度話をすることが多い。ある程度ユーザとオペレータが仲良くなることも多い。
こんなことがありました
- ライブフォームからの登録通知、音を出すようにしたらある数値が上がった
- 2分以内の電話対応率があがった
KPIの作り方
-
全社目標から落としこむ
- 申し込み成功率
- ライブフォーム登録からの2min対応
-
Yammerでデータ抽出依頼などに対応している
- 担当者のアクションに結びつきやすい指標まで落としこむ
- 顧客志向でKPIやロードマップを作っていくところがAWSみたいですね→参考記事
- No実装でKPIが正しいかどうかを2〜3週間かけて検証する(資料p24-25)
- 担当者のアクションに結びつきやすい指標まで落としこむ
-
デイリーレビューできる指標に落としこむ
こだわりポイント
- ダッシュボードで追う数値は多くても4つまで(必要以上の数値を見せない)
- 重要でない数値は随時消していく
- 適切な言葉を作る
- 作れるからといって、勝手に載せない
- ENGが作れるからといって、何でもかんでも作らない・載せない
- それが本当に必要か、ビジネスサイドとディスカッションする
発表資料
公開されている分だけまとめました。
また公開&発見できたら追加しまーす。
シスウ
Wantedly
コーチ・ユナイテッド
さいごに
- どこも苦労しているポイント同じなんやなぁ
- すぐ使えるTips、目からウロコポイントが散りばめられてて刺激的でした
- 管理画面な都合上、ビジネスモデルの話もある。担当したことあるサービスと同じモデルだと共感半端ないで
- ピザとビールが振る舞われたんやけど、参加者同士の交流に繋がりにくい感じやったのがちょっと残念
- 運営&スピーカーの打ち上げはあったみたい。発表者側にまわればもっと面白い話が聞けるってことか!
- 次回、きっとあると思うので、興味ある人はFacebookグループをチェックするといいかも