#はじめに
仕事柄、地域メッシュ情報を使用しデータ分析をすることがあります。
作業をするたびに各メッシュの大きさを忘れてしまったり、
それぞれメッシュの呼び名が各所で異なり混乱してしまったりすることがあるので、
まとめてみました。
#地域メッシュ統計とは
地域メッシュ統計とは,緯度・経度に基づき地域を隙間なく網の目(Mesh)の区域に分けて,統計データをそれぞれの区域に編成したものです。
#地域メッシュまとめ
略称 | 正式名(別名) | 経度の間隔 | 緯度の間隔 | 一辺の長さ※ | コードの桁数 | コード例※ | 全国のメッシュ数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1次メッシュ | 第1次地域区画 | 40分 (2400秒) |
1度 (3600秒) |
約80km | 4 | 5339 | 174 |
2次メッシュ | 第2次地域区画 統合地域メッシュ |
5分 (300秒) |
7分30秒 (450秒) |
約10km | 6 | 5339-46 | 4866 |
3次メッシュ | 基準地域メッシュ 地域メッシュ 第3次地域区画 |
30秒 | 45秒 | 約1km | 8 | 5339-46-31 | 386555 |
4次メッシュ | 2分の1地域メッシュ 分割メッシュ |
15秒 | 22.5秒 | 約500m | 9 | 5339-46-31-4 | ? |
5次メッシュ | 4分の1地域メッシュ 分割メッシュ |
7.5秒 | 11.25秒 | 約250m | 10 | 5339-46-31-4-4 | ? |
6次メッシュ | 8分の1地域メッシュ 分割メッシュ |
3.75秒 | 5.625秒 | 約125m | 11 | 5339-46-31-4-4-1 | ? |
一辺の長さ、およびメッシュの面積について
地球は球体ですので、「経度の間隔」や「緯度の間隔」が同じであっても、
場所によって緯度・経度の長さ、メッシュの面積は異なります。
例として、札幌市の基準地域メッシュが943,000㎡、那覇市の基準地域メッシュが1,153,000㎡となり、那覇市の基準地域メッシュは札幌市に比べ約1.2倍大きくなります。
コードの書き方について
特に統一されていないようです。
メッシュが大きくなるたびに追加される数値をハイフン-
や角括弧[ ]
で区切ることもありますし、数値だけの表記もあります。
4次メッシュの例)
5339-46-31-4
[5339][46][31][4]
533946314
全国の1次メッシュコードを知りたい
以下が参考になります。
- [日本の国土にかかる第1次地域区画]
(https://www.e-stat.go.jp/pdf/gis/primary_mesh_jouhou.pdf)
参考にしたサイト、参考になるサイト
- 総務省統計局 - 地域メッシュ統計の特質・沿革
- [e-Stat]
(https://www.e-stat.go.jp/) - [ウィキペディア - 地域メッシュ]
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5)