##正規表現とは
文字列のパターンを表現する表記法。
文字列の検索・置換を行う時に利用される。
##正規表現の書き方
正規表現は 文字列と メタ文字で書く。
- 文字列
- マッチする文字列そのものを直接指定
_ メタ文字
- 特別な意味を持った記号で、文字列を表現するために利用する
##[]を使って文字表現
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
[abc] | []内の一文字 |
[a-z] | アルファベットの一文字 |
[a-z0-9] | アルファベット、数字のいずれか一文字 |
[^abc] | []内に含まれない一文字 |
##その他の文字表現
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
. | 任意の一文字 |
\n | 改行 |
\t | タブ |
\d | 数値。([0-9]と同じ。) |
\w | 英数字。([A-Za-z0-9]と同じ。) |
\s | スペース、タブ |
##行末・行頭の表現
###特別な意味も持った文字
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
^ | 行頭 |
$ | 行末 |
##{}を使った繰り返し表現
###{数字}で、直前の文字表現にマッチする文字の繰り返し回数を指定できる
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
5 | (直前の文字表現にマッチする文字)5回 |
5, | 5回以上 |
5,10 | 5−10回 |
##その他の繰り返し表現
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
? | 0又は1回の繰り返し |
* | 0回以上の繰り返し |
+ | 1回以上の繰り返し |
##最長マッチ・最短マッチ
正規表現 | パターンマッチする文字 |
---|---|
*? | 0回以上の繰り返し。但し"?"直後で指定された表現を含まない。 |
+? | 1回以上の繰り返し。但し"?"直後で指定された表現を含まない。 |