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Amazon Simple Notification Service (SNS)のオンラインセミナー受けてみた

Last updated at Posted at 2019-06-15

AWS Black Belt Online Seminar Amazon Simple Notification Service (SNS)」の自分向けメモ
SNS使ったことあるレベルの人向け

前提

背景

  • 密結合の業務システム⇒疎結合のシステムにした場合
    • キューを保持する機能が必要
    • ポーリング処理の負荷が大きくなる
  • 疎結合+ファンアウト(一括送信)とすることで分散処理構成でもポーリングは不要

pub-sub

  • メッセージの発行者と購読者をトピックを間に挟んで分離できる

SNSの機能

Mobile Push(プッシュ通知)

  • ユーザーに通知
  • モバイルアプリが起動していなくても通知可能

pub-sub

  • 分散アプリの統合に利用可能

  • 構成要素は以下

    • Topic Owner
      • Topicの作成、管理者
    • Subscriber
      • Topicから任意のメッセージを受け取る購読者
    • Publisher
      • 任意のメッセージをTopicに送る発行者
  • SNS操作のAPIも用意されている

始め方

  1. Topic作成
  • SubscriberがTopicに登録
  • PublisherがTopicに送信

利用方法

アクセスコントロール

  • Topicへのアクセス制限が可能
  • デフォルトではTopic Ownerのみアクセス可能

フィルター

  • Publisherが指定したメッセージ属性を基にSubscriberはメッセージを部分的に受信可能
  • Filter Policyはホワイトリスト、ブラックリストどちらも可能

配信方法

  • PublisherはSubscriberの購読プロトコルに合わせて、メッセージのカスタムが可能
  • デフォルトは購読プロトコルに関わらず、同一メッセージ

リトライ

  • Retry設定は4種類
  • 購読プロトコルがHTTP/Sの場合、Subscriberは購読単位でJSON形式でRetry Policyを指定可能
  • Topic OwnerはTopic単位でHTTP/SのRetry PolicyをJSON形式で指定可能
    • SubscriberのRetry Policyを無効化する

プライベート発行

  • VPCからプライベートにメッセージを発行する
  • VPCエンドポイントからTopic発行

アプリケーション統合

CloudWatch Eventsからの発行

  • 発行者にEventsが指定可能

Step Functionsからの発行

  • Stateから発行可能

S3からの発行

  • S3オブジェクト操作をトリガーにTopic発行が可能
    • 通知が他処理のトリガー

SQS

  • SQSに保持してポーリングすることで確実に処理する
  • SNSと連携がとりやすい

Lambdaとの連携

  • SNSより複雑な処理の実行が可能
  • Lambdaを通じて、多くのAWSにファンアウトが可能
  • 処理後の情報を後続トピックに発行することで高度なフィルターやメッセージカスタマイズが可能

配信ステータスロギング

  • 成功時、失敗のログを確認可能
    • 失敗時は配信できなかった購読者の確認が可能
    • 試行回数も確認可能

Moblie Push(プッシュ通知)

  • プッシュ通知を構成するならSNSではなくPinpoint推奨

価格

  • Publish無料枠:100万件/月
    • 以降、0.50USD/100万件
  • Eメール無料枠:1000件/月
    • 以降、2USD/10万件
  • データ転送量はほぼ無料
  • Lambda、SQSは無料

まとめ

  • アーキテクチャの簡素化できる
  • 簡単にファンアウトできる
  • ワークロードをスケーラブルにできる
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