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オンプレミスとAWS間の冗長化

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以下の自分用メモ


冗長化の必要性

  • すべてのものはいつでも壊れる
    • 物理的な破壊
  • メンテナンスで使えないときはある

冗長化が不要な場合

  • ネットワークの停止が許容される
    • 検証環境や復旧時に再送されればOK
  • 代替手段が既にある

オンプレミスとAWSのつなぎ方

  • 専用線
    • DX
  • VPN
    • ClientVPN
    • Site-to-Site VPN

専用線

  • インターネットを経由しないことで通信を盗み見されない

DX(Direct Connect)

  • Direct Connectロケーション⇔AWSをつなぐサービス
  • 直接オンプレと接続する専用線サービスではない
  • オンプレ⇔Direct Connectロケーションは自前で専用線やIP-Sec(VPN)を用意する

LAG(Link Aggregation Group)

  • 論理インターフェース

VGW(仮想プライベートゲートウェイ)

  • 仮想ルーターでVPCにアタッチされる
  • Direct Connectロケーションの接続先
  • ルートテーブルの参照はできない

DXGW(Direct Connect ゲートウェイ)

  • 複数のDirect Connectロケーションと接続
  • 複数のVGWへ接続可能
  • TGWへ接続する際に必要
  • DXGW自体は無料

VPN

  • インターネット経由だが、暗号化することで盗み見されても内容が分からない

ClientVPN

  • アプリとして暗号化した上でインターネット通信
  • AWS Client VPNを利用

Site-to-Site VPN

  • IPsecで暗号化した状態でインターネット通信
  • 早く安くスタートしたい
  • IPsec対応ルーターと固定パブリックIPがあれば構築用意
  • プライベート証明書があれば非固定パブリックIPも利用可能

CGW(カスタマーゲートウェイ)

  • オンプレ側で用意するゲートウェイ

ターゲットゲートウェイ

  • ASWS側で用意するゲートウェイ
  • VGW or TGWのことを指す

冗長化

  • DXを複数接続
  • VPNを複数接続
  • DXとVPN接続の併用

DXを複数接続

  • 高コストかつ品質劣化なし
  • オンプレ⇔DC⇔DXGW⇔VGW or TGW
  • Direct Connectロケーションとの接続を1ロケーションにつき2つにする
  • DXGWを利用してDirect Connectロケーションを2つに分散
  • 片方を待機系とすることが多い

VPNを複数接続

単一障害点をなくす

  • 2つのIPsecトンネルを利用するVPN接続を2つ用意する
  • オンプレ⇔AWS VPN⇔VGW

複数のVPN接続に分散

  • 2つ以上のVPN接続のターゲットゲートウェイにTGWを用意する
  • オンプレ⇔AWS VPN⇔TGW
  • ECMPを有効化
    • 複数のIPsecトンネルを等価に利用する
    • 帯域を増やすことが可能
    • レイテンシーの一貫性はない
  • Acceleratedサイト間VPNオプションを有効化
    • 海外拠点のオンプレからの接続における不安定要素を軽減

DXとVPN接続の併用

  • 低コストかつ品質劣化あり
  • ターゲットゲートウェイがVGW
    • DX :オンプレ⇔DC⇔VGW
    • VPN:オンプレ⇔AWS VPN⇔VGW
  • VPGはDirect ConnectのVPGと同じものを利用
    • 必ずDirect Connectが優先される仕様
  • ターゲットゲートウェイがTGWでも可能
    • DX :オンプレ⇔DC⇔DXGW⇔TGW
    • VPN:オンプレ⇔AWS VPN⇔TGW

感想

  • オンプレとの接続という目的の中でのDXとVPNの使い分けが分かった
  • ClientVPNについても調べたい
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