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AWS Configのオンラインセミナー受けてみた

Last updated at Posted at 2019-06-18

AWS Black Belt Online Seminar AWS Config」の自分向けメモ
AWS Configって何?......レベルの人向け

構成管理の課題

  • 構成ドキュメントと実設定の整合性の担保
  • システム拡張に伴う管理工数の増大

AWS Config概要

  • AWSリソースのインベントリ管理、構成変更サービス
    • AWSリソースの構成変更を検知し、記録の保存、過去の構成状況、依存関係の確認
  • 構成変更の記録を保存し、トレースが可能
    • ターミネートされたEC2の確認
  • リソース間の関係(リレーションシップ)も管理している
  • 双方向の依存関係を確認できる
    • 高度なクエリを利用して、特定のセキュリティグループを利用しているEC2を確認

AWS Config Rules概要

  • AWS Configで取得した変更情報を評価できる
  • 評価してSNSで通知も可能
  • 準拠すべきルールを事前に設定し、ルールに沿った構成変更が行われているか評価する

ルールの種類

2種類ある

マネージドルール

  • AWS提供のルール

カスタムルール

  • Lambdaベースでルールを作成可能
  • トリガータイプは任意
  • Lambda実行時にConfigからイベントパラメータがセットされる
  • Lambdaの実行結果をAWS Config Rulesに返却する

トリガータイプ

ルール評価実行のタイミング

設定変更時

  • 関連リソース作成、変更時

定期的

  • 任意のタイミング
  • AWS Configがスナップショットを取るとき

修復アクション

  • コンプライアンス違反のリソースに対して、ルールに関連付けられた修正アクションを実行
  • SSM Automationドキュメントを使用したカスタムの修正アクションを設定
  • コンプライアンス違反の検出ログからLambadaをトリガーすることも可能

ユースケースとベストプラクティス

ユースケース

  • リソースに指定したタグがあるかどうか
  • EC2インスタンスがSSMで管理されているか
  • S3のパブリック読み書きが許可されていないか
  • RDSスナップショットが未公開か

GitHub上で公開されているコミュニティベースで作成されたルールもある

  • Lambda関数がVPCに紐づいているか
  • S3 VPC Endpointが各VPCで有効か

OS構成情報の管理例

  • SSMインベントリでソフトウェアの導入状況を確認
  • 導入状況をAWS Configで記録・監視
  • 違反があった場合
    • 修復アクションとしてSSM Automationを実行
    • CloudWatch Events ⇒ Lambda実行

ベストプラクティス

20個ある

記録対象

  • 全アカウントと全ンリージョンで全ての操作を記録する
  • 全リソースで設定変更を記録する
  • グローバルリソースは1リージョンで記録し、重複記録を防ぐ

保存先

  • 改ざんできないように安全なS3バケットにヒストリーとスナップショットを保存する
  • 保存先のS3バケットの公開設定(マネージドルール)をチェックする

マルチアカウント

  • 複数アカウントの構成を管理する場合、管理用アカウントを作成、集中管理する
  • 集約ビュー機能でデータの集約が可能

料金

AWS Config

  • リソースに対して記録された設計項目単位
  • 0.003USD/記録

AWS Config Rules

  • アクティブだったルール数/月だが変更予定
  • 2019年8月1日から以下
    • 最初の100,000ルールの評価:0.001USD
    • 次の400,000ルールの評価 :0.0008USD
    • 次の500,001ルールの評価 :0.0005USD

まとめ

  • 何に対して、誰が、いつ、何をしたかを自動で、継続的に記録し、確認することができる
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