はじめに
この記事は
先日、AWS JampStart 2023に参加してきました!
このイベントは、「AWSのインフラサービスを1から学び、実際に触って自身でアーキテクチャを考えてみよう!」というイベントで、5/31~6/2の計3日間(時間帯は9:00-18:00)で開催されました。
自分のブログにアウトプットしていたものをZennで管理することにしたので、実施から期間が空いていますが、改めてイベント内容の詳細と3日間で得たこと・感じたことを書いていこうと思います!
AWSから資料展開の許可もいただいているので、興味ある方はぜひ最後まで読んでみてください!
最後に特典もつけてます✨
事前学習
動画を2本見る
事前に動画を2本見るよう指示がありました。
当日は事前学習済みであることが前提であるため、特にAWSを全く触ったことがない方や知識が浅い方は必須です。
AWSの運営の方が「必ずしも全てを理解する必要はなく、一通り目を通していただければ十分ワークショップを楽しんでいただけます!」と言っていた通り、一通り目を通して理解すれば十分ワークショップを楽しめました。
また、このイベントはAWSの専門家に質問を行える良い機会でもありますので、AWSの理解を更に深めたい方は、動画内で説明を受けたサービスの内容や他サービスとの違いを理解しておくと良いと思います。
実際の事前学習資料を下に貼っておくので、AWSイベント参加前にサービスを知っておきたい方やAWS初学者の方はぜひご覧ください!
イベントについて
コンテンツ内容
(1) 各サービスの概要説明
AWSでインフラを構成する上で欠かせないサービスや、よく使われるサービスの概要説明がありました。
事前に動画視聴してきていることが前提ですので、基礎的な説明はさらっとでした。サービス規模やシーンに合わせてどうサービスをカスタマイズしていくか、という内容の講義が主に行われました。
今後小規模なサービスを開発するに当たって、勉強がてらAWSを使ってみようかなと丁度思っていたところだったので、具体的なイメージを持ちながら参加できました。
(2) ハンズオン
ハンズオンでは、AWSの運営者側で用意してくれた資料を元に進めていきました。
具体的なサービスとしては、
・VPC, ELB, DB (ネットワーク環境の構築)
・EC2 (サーバー立てる)
・Lambda, API Gateway, DynamoDB (サーバーレス系)
を扱いました。
特にサーバーの箇所で勉強になったのが、アプリケーションを動かすためのサーバーにオプションがあるということです。
以前レバテックカレッジで学習してた時にAWSのCloud9を使っていたこともあり、「サーバーはEC2」というイメージを持っていたのですが、Docker使うならESCの方が良いのかなとか、サーバーレスにするならLambdaだよなとか、オプションについて知れたのは結構大きかったです。
自身が叶えたいものに合わせて、カスタマイズできるというのが魅力的ですね。
(3) 学んだサービスを用いたアーキテクチャ図の作成
お題に合わせたサービスの選定をグループに分かれて行いました。
自身で設計した後にグループに分かれて最適な構図を作っていったのですが、結構大変で。
正直これが一番難しく、楽しかったです。
解決する課題を十分理解して解決する手段の特徴を理解していないと、適切に課題を解決できないということを学び、今回自分は両者とも乏しかったので非常に学びになりました。
こんなんじゃダメだなと、もっとやらんとなと思わされましたね。
ただ全然臆する必要はないです!🙆
入社1ヶ月未経験の人間でも楽しくワークショップできたので、気軽に参加してみてください。
参加した人数
改めて人数を数えたら、何と450人(AWS運営除く、自分含む)もの方が参加していたようです。
アナウンスに対してリアクションをすることが多かったのですが、そういえば👍が普段だったら見ることができない数(400とか)になっていました。
ちなみに今回のAWSイベント名はAWS JampStart 2023というだけあって、新卒を対象にしたものでしたが、新卒以外の方もいました。 私の会社からも新卒以外の方が参加してたので、年齢や経歴は特に関係なく申し込めるようです。
使ったツール
今回のAWSイベントで使ったツールは、以下の3つです。
Zoom
Miro
Slack
Zoomについて
Zoomは基本、ビデオオフ・ミュートオンで、グループワーク時にブレイクアウトルームに割り振られる時はビデオオン・ミュートオフでした。
450もの人数が1つの部屋に入って画面共有してるのにも関わらず、通信エラーで進行が滞るということもなかったので、集中して講義やグループワークに参加できました。
Miroについて
グループワーク時に使いました。図形を用いてダイアグラムを作ったり、付箋を貼り付けて意見を擦り合わせたり、矢印を使ってアーキテクチャの構成図を完成させたりと、イメージを直感的に具現化しやすく、ワークも円滑でした。
グループに分かれたワークショップがある大規模なオンラインイベントで、こういうオンラインホワイトボードシートを使用するのは良さそうですね。自分が開催する側になったら、今回のAWSイベントのことを思い出そう。
Slackについて
今回一番感動したのがSlackで、AWS運営側のチャンネル内での対応に感動しました。
今回使用したチャンネルは以下の4つでした。
#announce: イベント進行中に適宜参加者のリアクションを求める
#question: 参加者がレベルの高低関わらず自由に質問できる
#random: 参加者にリアクションを一斉に求めるときに使う
#チーム〇〇: ワークショップのチーム部屋
この中で個人的に一番良かったのが、#questionです。このチャンネルは参加者がAWSに関連する質問を自由にできるチャンネルで、レベルの高い質問とその回答に痺れました。
また、全ての質問に運営8名の方が回答してくれていて、どんな質問に対しても知的好奇心をくすぐるように分かりやすく回答してくれるところに感動しました。
読んでいるだけでも勉強になるので、業務でAWSを使う時は今でも読み返しています。
イベントに参加してみての感想・学び
アーキテクチャ構成をちょっっとだけ理解できるようになった
イベントの前後で比較すると、AWSで構築されるインフラアーキテクチャ構成を少し理解できるようになりました。
イベント前は、各サービス内容の理解が怪しかったので、アーキテクチャ構成を見ても「うーん、わからん。これ何してるの?」という感じでしたが、イベント後には、どこで何が行われているのかの理解や、そのサービスを使った理由を考えることができるようになりました。
特に、自身が扱っているプロダクトがなぜこのインフラ体制にしたのかを読み解くのが結構楽しいですね。
外部のエンジニアとの差が見えた
今回、エンジニアと交流したことで、自分のレベルを再確認しましたし、上には上がいるなと思わざるを得ませんでした。
こういう同世代間での交流は、自身のマインドを高めると同時に、様々な技術を知れる良い機会になると感じたため、今後もこういったイベントに足を運ぶ(ずっと座ってましたが)ようにしたいですね。
最後に
以上が今回のAWSイベントの詳細でした。
Slackで出た質問とその回答をまとめた資料を特別に展開しておくので、是非皆さんの勉強に役立ててください!(資料はコピーしてお使いください)
AWS JumpStart 2023 for NewGrads 資料 共有用
ここまで読んでくださりありがとうございました!