39
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

AWS Route53のドメインをFirebase Hostingのカスタムドメインに割り当てる

Posted at

はじめに

Firebase Hostingいいですよね。

今回は、FirebaseHostingは通常
[project_id].firebaseapp.com という形のドメインにてホストされるのですが、
今回は顧客に提供する環境をFirebaseHostingでホストするため、
既に取得済みのAWS Route53で管理しているドメインのサブドメインを
FirebaseHostingに割り当てることにしました。

Firebase側の設定

最初にFirebase側の設定を行います。

  • 前提
    • Firebaseにてプロジェクトが作成済みであること
    • FirebaseHostingに何らかの静的ファイルがDeploy済みであること

まずはFirebaseのコンソールへアクセスし、Hostingのダッシュボードを開きます。

ダッシュボード内の ドメイン 部分に ドメインを接続 というボタンがあるのでクリックします。
1.png

すると、 ドメインを接続 というウィンドウが表示されますので、今回割り当てる予定のドメインまたはサブドメインを入力します。
2.png

そのまま 次へ を押すと、 所有権の確認 のステップに進みます。

そこに表示されている google-site-verification= からなる 文字列をコピーします。
3.png

またあとで使うので画面はそのままにし、以下手順へ進みます。

AWS側の設定

次にAWS側の設定に移ります。

AWSのRoute53へアクセスし、該当のドメインの設定を開きます。

設定画面内の Create Record Set' をクリックすると、画面右側に Create Record Set` の入力画面が出てきます。

そこで、以下のように設定を入力します。

  • Name
  • Type
    • TXT - TEXT
  • TTL
    • ひとまずデフォルト値
  • Value
    • 先程コピーした google-site-verification= からなる 文字列をダブルクォート括りで入力
4.png

上記の入力が完了したら、 Create をクリックします。

すると、DNSのTXTレコードが追加されます。

またあとで使うので画面はそのままにし、以下手順へ進みます。

再びFirebaseへ戻る

先程の 所有権の確認 画面が開いているかと思いますので、
確認 ボタンをクリックします。

問題なければ、Aレコードの設定 が表示されるかと思います。
IPアドレスが表示されているかと思いますので、
画面をそのままにし次の手順へ進みます。

所有権の確認 でエラーになる場合は、TXTレコードの設定反映に時間が掛かっている可能性があるので、
少し待ってからもう一度試してみて下さい。

またAWSへ戻る

再度AWS Route53の画面に戻り、もう一度 Create Record Set をクリックします。

次は以下の通りに入力して下さい。

  • Name
    • 今回割り当てるサブドメイン
  • Type
    • A - IPv4 address
  • TTL
    • ひとまずデフォルト値
  • Value
    • Firebaseで表示されたIPアドレスを改行区切りで入力
5.png

これが入力できたら Create ボタンを押します。

作業完了

ここまでの作業でAWS Route53とFirebase Hostingのドメイン割り当てが完了です。

割り当てたドメインにアクセスすると、FirebaseHostingでホストしているファイルにアクセスできると思います。

なお、最初はHTTPSでの接続でエラーが出るかと思いますが、
私の環境では1時間程度で反映されて問題なくアクセスできるようになりました。

参考

公式リファレンス

39
20
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
39
20

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?