本投稿は テクノロジー検証 Advent Calendar 2022 の 12日目として投稿しています。
経緯
投稿以前に開催されていました Amazon のブラックフライデーがあり、
自宅のネットワーク環境の改善としてメッシュWIFI を購入しました。
...というのも昨年からノートパソコンの稼働が増えたのですが、
無線での通信が安定しない点が不満でした。
1:1 通信として中継器を用意して近距離で作業する分には安定していましたが、
ちょっと休憩でコタツで作業しようかな...と移動するとまた不安定に。
結局、中継器外して改めて近場に設置なんて回避策が必要なため
良い機会なのでメッシュWiFIにリプレースしてみることにしました。
検討
過去に購入した非メッシュWIFIの危機を確認すると、BUFFALO, I-O Data, TP-LINK でした。
ちなみに自宅光回線の ONU は HUAWEI のものを利用しています。
なんとなく耳にしたことのあった TP-LINK の Deco Xシリーズを軸にどのランクのものにするか検討したところで X20 では物足りないかな、X60 だとスペック高すぎるかな?と迷いました。
X90 は YAMAHAの時と同様に予算面で最初から考慮外。
上記のニーズを整理して見直し、x20 と x60 の間にあたるモデルとして
今年 X50 が出ていたのもあり、2個セットのものを購入しました。
比較
用途や性能が大きく異なりますが、
X50と使用していた中継器のざっくりとした比較を記載してみました。
(書き出してから改めて思いましたが、ITの世界で7年は大きいですね...)
項目 | Deco X501 | WEX-733D2 |
---|---|---|
Vender | TP-Link | BUFFALO |
Keyword | AX3000 メッシュWi-Fi6 システム | 中継器 |
発売時期 | 2022/3 | 2015/9 |
無線規格 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
無線速度 | AX3000 ( 最大2,402 + 574Mbps ) |
最大433Mbps |
Wireless Backhaul | 4ストリーム (5GHz:2×2/HE160&2.4GHz:2×2) |
5G x1(1本送信、1本受信) or 2.4G x2(2本送信、2本受信) |
所感
良いです。
1F で利用する範囲では、こたつや小上がりで体制変えながら作業してても問題なく通信維持できています。一番期待した要素なので効果が実感できて嬉しい限りです。パソコンがボトルネックではなかった!
ただ、通信速度は3サイト3で比較してみましたが、意外に変わりませんでした。
今回2台購入したのですが、もう1台を 2Fに設置しています。
1F に移動させてメッシュの密度あげれば改善されるかも...とは思いますが、
(1) パソコンを移動して作業維持ができていること、(2) フロア移動時にも同 SSID での通信を維持すること、この2点の優先度の方が高いので設置変更しての検証はひとまず見送りました。
あと簡単に試せる内容としては、SSID を隠してみたのですが、
Amazon Echo シリーズが WIFIを見つけられなくなりました。
手動で再設定はできますが手間だったので諦めました。
設定変更でなんとかなるかもしれませんが、うまく動作しない際の家族からクレーム4が出る可能性を下げておきたかったので素直にデフォルト設定に戻しました。
まとめ
メッシュWIFI を買ってしばらく使って描いてみているのですが、
フロアまたいでの移動以外は単体での性能がどれだけ良いかという話になってしまいました。
デスクトップなど固定回線のパソコンがメインだとしても、スマホやタブレット、ゲーム機からエアコンなど家電も含めてWIFI利用する機器は家の中で増えていると思います。
10台前後の接続可能な無線ルータも良いですが、複数台の規模が大き目のメッシュWIFIで自宅内の通信強化するのはありだと思いました。
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SpeedTestとFASTとGoogle速度テストを比較しました。 ↩
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主な影響としては、switchbot ハブミニを組み合わせて照明とテレビのOFF/ON を声で操作できていたのが、機能しなくなることです。リモコン使えばいいだけなんですが、慣れてしまった便利は手放したくないということで... ↩