App StoreへiOSアプリを公開しようとする時に利用するiTunes Connect。
提出したアプリが審査でリジェクトされると、Resolution Center(問題解決センター)で問題点を指摘されます。
そこは掲示板(チャット?)形式になっていて、異議申し立てや質問をすることが出来ます。
ところで、審査に通るとResolution CenterへのリンクがUI上から消えてしまいます。(消えてしまいますよね?少なくとも僕にはわからないUIでした!)
でも時がたってからResolution Centerでのやり取りを振り返りたいとか、引き継ぎされたプロジェクトで過去の経緯を確認したいとか、いろいろあって審査が通った末に参考としてリンクをどこかに貼り付けておきたいとかが有ると思います。なので、困る〜!!
というわけで他の情報を元にResolution CenterへのURLを組み立ててしまう方法です。
その前に: メールがあったらリンクを辿れる
そもそも何の努力をしなくてもメールがあれば開けます。
審査で問題があった時に受信するメールにResolution Centerへのリンクが書かれていると思います。
そのリンクは審査が通ったあとも有効です。
Resolution Center のURLの仕組み
これが Resolution Center のURL。
https://itunesconnect.apple.com/WebObjects/iTunesConnect.woa/ra/ng/app/アプリID/platform/ios/versions/バージョンID/resolutioncenter
というわけでこのURLの生成に必要な情報を集めてURLを組み立てます。必要なのはアプリIDとバージョンIDです。
マイ App
> アプリを選択
> アクティビティ
> App Store バージョン
Resolution Centerを見たいリリースバージョンの見出しを右クリック
<div class="accordion-header collapse-trigger" data-version-id="XXXXXXXXX">
というHTMLの XXXXXXXXX
がバージョンIDです。
この時点で、現在見ているページのURLにアプリIDが含まれているので、アプリIDとバージョンIDが揃いました。
アドレスバーからURLを編集します。URLはこんな感じになっていると思います。
https://itunesconnect.apple.com/WebObjects/iTunesConnect.woa/ra/ng/app/アプリID/activity/ios/versions
これを次のように編集します。
-
/activity/
を/platform/
に変更 -
/versions
の後ろに/バージョンID/resolutioncenter
を追加する