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git でリモートリポジトリの master ブランチに rebase する

Last updated at Posted at 2019-08-15

よく使うコマンドのパターン

ローカルリポジトリのブランチを準備。

$ git checkout YOUR_BRANCH_NAME
$ git pull origin YOUR_BRANCH_NAME

リモートリポジトリの master ブランチに rebase する。

$ git fetch
$ git rebase -i origin/master
$ git push --force-with-lease origin YOUR_BRANCH_NAME

それぞれのコマンドが何をやっているか

git checkout でローカルリポジトリの対象ブランチに切り替える。

$ git checkout YOUR_BRANCH_NAME

git pull でリモートリポジトリ origin から対象ブランチの履歴情報を取得し、ローカルリポジトリのブランチにマージ。
ローカルリポジトリのブランチを更新したくない場合は実施しない。

$ git pull origin YOUR_BRANCH_NAME

git fetch でリモートリポジトリ origin から履歴情報を取得。

$ git fetch

git rebase でリモート追跡ブランチの origin/master にリベース。

$ git rebase -i origin/master

git push でリモートリポジトリ origin にローカルリポジトリの対象ブランチの履歴をアップロード。

$ git push --force-with-lease origin YOUR_BRANCH_NAME

参考資料

Git - リモートでの作業

Git を使ったプロジェクトで共同作業を進めていくには、リモートリポジトリの扱い方を知る必要があります。 リモートリポジトリとは、インターネット上あるいはその他ネットワーク上のどこかに存在するプロジェクトのことです。

Git - リモートでの作業

リポジトリをクローンしたときには、リモートリポジトリに対して自動的に “origin” という名前がつけられます。 つまり、git fetch origin とすると、クローンしたとき (あるいは直近でフェッチを実行したとき) 以降にサーバーにプッシュされた変更をすべて取得することができます。 ひとつ注意すべき点は、 git fetch コマンドはデータをローカルリポジトリに引き出すだけだということです。 ローカルの環境にマージされたり作業中の内容を書き換えたりすることはありません。 したがって、必要に応じて自分でマージをする必要があります。

Git - リモートでの作業

リモートブランチを追跡するためのブランチを作成すれば (次のセクションと Git のブランチ機能 で詳しく説明します)、git pull コマンドを使うことができます。 これは、自動的にフェッチを行い、リモートブランチの内容を現在のブランチにマージします。 おそらくこのほうが、よりお手軽で使いやすいことでしょう。 また、 git clone コマンドはローカルの master ブランチ(実際のところ、デフォルトブランチであれば名前はなんでもかまいません)がリモートの master ブランチを追跡するよう、デフォルトで自動設定します。 git pull を実行すると、通常は最初にクローンしたサーバーからデータを取得し、現在作業中のコードへのマージを試みます。

Git - リモートブランチ

リモート参照は、リモートリポジトリにある参照(ポインタ)です。具体的には、ブランチやタグなどを指します。 リモート参照をすべて取得するには、git ls-remote [remote] を実行してみてください。また、git remote show [remote] を実行すれば、リモート参照に加えてその他の情報も取得できます。 とはいえ、リモート参照の用途としてよく知られているのは、やはりリモート追跡ブランチを活用することでしょう。

リモート追跡ブランチは、リモートブランチの状態を保持する参照です。 ローカルに作成される参照ですが、自分で移動することはできません。ネットワーク越しの操作をしたときに自動的に移動します。 リモート追跡ブランチは、前回リモートリポジトリに接続したときにブランチがどの場所を指していたかを示すブックマークのようなものです。

ブランチ名は (remote)/(branch) のようになります。 たとえば、origin サーバーに最後に接続したときの master ブランチの状態を知りたければ origin/master ブランチをチェックします。

Git - リベース

リモートブランチ上での自分のコミットをすっきりさせるために、よくこの作業を行います。 たとえば、自分がメンテナンスしているのではないプロジェクトに対して貢献したいと考えている場合などです。 この場合、あるブランチ上で自分の作業を行い、プロジェクトに対してパッチを送る準備ができたらそれを origin/master にリベースすることになります。 そうすれば、メンテナは特に統合作業をしなくても単に fast-forward するだけで済ませられるのです。

Git - リベース

ほんとうは怖いリベース

あぁ、このすばらしいリベース機能。しかし、残念ながら欠点もあります。その欠点はほんの一行でまとめることができます。

公開リポジトリにプッシュしたコミットをリベースしてはいけない

この指針に従っている限り、すべてはうまく進みます。 もしこれを守らなければ、あなたは嫌われ者となり、友人や家族からも軽蔑されることになるでしょう。

リベースをすると、既存のコミットを破棄して新たなコミットを作成することになります。 新たに作成したコミットは破棄したものと似てはいますが別物です。 あなたがどこかにプッシュしたコミットを誰かが取得してその上で作業を始めたとしましょう。 あなたが git rebase でそのコミットを書き換えて再度プッシュすると、相手は再びマージすることになります。 そして相手側の作業を自分の環境にプルしようとするとおかしなことになってしまいます。

Git - 歴史の書き換え

Git には歴史を修正するツールはありませんが、リベースツールを使って一連のコミットを (別の場所ではなく) もともとあった場所と同じ HEAD につなげるという方法を使うことができます。 対話的なリベースツールを使えば、各コミットについてメッセージを変更したりファイルを追加したりお望みの変更をすることができます。 対話的なリベースを行うには、git rebase に -i オプションを追加します。 どこまでさかのぼってコミットを書き換えるかを指示するために、どのコミットにリベースするかを指定しなければなりません。

Git - git-push Documentation

--force-with-lease alone, without specifying the details, will protect all remote refs that are going to be updated by requiring their current value to be the same as the remote-tracking branch we have for them.

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