Kotlin のインストール
今回の環境は macOS なので Homebrew を使ってインストールする。
$ brew update
$ brew install kotlin
Kotlin のバージョンを確認。
$ kotlinc -version
info: kotlinc-jvm 1.1.51 (JRE 9.0.1+11)
Hello World アプリケーションをつくる
hello.kt というファイルを作成し、以下のプログラムを記述する。
fun main(args: Array<String>) {
println("Hello, World!")
}
kotlinc コマンドでコンパイルし、JAR ファイルを作成する。
$ kotlinc hello.kt -include-runtime -d hello.jar
kotlin コマンドを実行すると、「Hello, World!」と表示される。
$ kotlin hello.jar
Hello, World!
JAR ファイルなので java コマンドでも実行できる。
$ java -jar hello.jar
Hello, World!
Hello World スクリプトをつくる
hello.kts というファイルを作成し、以下のプログラムを記述する。
println("Hello, World!")
kotlinc に -script オプションを付けることで、コンパイルの手順を飛ばして、スクリプト言語のように実行できる。
$ kotlinc -script hello.kts
Hello, World!
クラスを使う
message.kts というファイルを作成し、以下のプログラムを記述する。
class Message constructor(msg: String) {
val msg: String
init {
this.msg = msg
}
fun puts() {
println(msg)
}
}
val m = Message("Hello, World!")
m.puts()
kotlinc -script で実行できる。
$ kotlinc -script message.kts
Hello, World!