はじめに
NVIDIAユーザーは以前よりGeForce Experienceに内包された
ストリームサーバーでMoonlightを接続し、
リモートデスクトップ環境を構築出来ていましたが、
2024年11月に「NVIDIAアプリ」として刷新され多くの方の予想通り
GameStream機能が排除されています。
自分も更新直前は、Moonlightの接続品質が酷いなと思っていましたが、
どうやらGeForce Experienceでの提供終了の関係で絞られていた?のか、
Sunshineで自前サーバーを建てた方が多少改善する様です。
ですのでMoonlightユーザーはそろそろSunshineに移行すべきだと思います。
Sunshineに関してはあまりに日本語のページがあまりありませんので
簡単な導入方法をご紹介させていただきます。
オフィシャルサイト
1.Moonlight(クライアントソフト)ダウンロード
https://github.com/moonlight-stream/moonlight-qt/releases
色々バージョンはありますがWindowsなら
MoonlightSetup-6.1.0.exe
などで良いと思います。
ダウンロードが完了しましたら実行しインストールしておいて下さい。
MoonlightのインストールはクライアントPCだけでOKです。
2.Sunshine(ホストソフト)ダウンロード
https://github.com/LizardByte/Sunshine/releases
Windows用バイナリは下記などから
https://github.com/LizardByte/Sunshine/releases/tag/v0.23.1
sunshine-windows-portable.zip
等ダウンロードすればよいかと思います。
SunshineはホストPCのみの導入でOKです。
3.サーバーを建てる
sunshine.exeを実行します。
ファイアウォールの許可が必要ですので適宜許可して下さい。
下記の様なコンソール画面が表示されれば起動完了です。
4.サーバー設定
起動すると下記URLにて設定が可能です。
https://localhost:47990/
Chrome等ではhttpsなのに証明書無いよと怒られますが、
そもそもローカルWEBサーバーなので気にする必要ないです。
左下の詳細設定→localhost にアクセスする を押下して進みます
メインページが表示されますが初回は下記の様なユーザー作成が必要になります。
左のインプットフォームに入力して適当にユーザーを作成します。
Username (なんでもいい)
Password (なんでもいい)
Confirm Password (↑のパスワードもう一回入力するだけ)
恐らくローカルのみの扱いなので忘れなければ何でもOKです。
登録完了すると下記の様なメインページに切り替わります。
You are running the latest version of Sunshine
と表示されていれば問題ありません。
次にクライアントPC側でMoonlightを起動します。
※すでに起動されていてもOK
初回は設定が何も無いので下記の様な画面かと思います。
右上にある[+]のホスト追加を押下します。
ホストのIPアドレスを尋ねられますので設定します。(ドメインネームでもOK)
設定したIPアドレスのPC(ホスト)まで通信が無事到達し、
Sunshineの起動を確認出来ると下記画像の様な鍵アイコンに変わります。
このアイコンを押下するとPINをホストPCに入力して下さいと出るので、
ホスト側PCのメインページ上にあるメニューからPinを押下し入力してSendします。
Successと表示されPINが合致していれば、
下記画像の様にクライアント側の鍵アイコンが通常のアイコンに切り替わるはずです。
上記でとりあえずは使用出来るかと思いますが、言語設定が用意されてるので
日本語に変更しておくと良いと思います、
以上。良いリモートライフを!