はじめに
Python3エンジニア認定基礎試験を受験し、合格しました。
合格のための勉強法や受験して思ったことをまとめていきたいと思います。
そもそもPython3エンジニア認定基礎試験って?
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間資格試験です。
「Pythonic」(Pythonらしい簡潔で読みやすいコードを書こう、という思想)の理解促進を目標の1つとしています。
2019年7月時点で受験者数が5000人を超え、現在は受験者数は1万人に迫るそうです。
受験方式はCBTで全国の試験センターでいつでも受験でき、受験料は1万円(税別)。
筆者のレベル
- プログラミング歴3ヶ月
- paiza、progate、Udemyで基礎を勉強した程度
- DjangoでWebアプリを1つ作成
- 実務未経験
出題範囲
オライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」とされていますが、
内容はPython3公式チュートリアルと全く同じらしいので紙媒体にこだわりがないなら不要です。
私はチュートリアルを参考に勉強しました。
勉強方法
- まずチュートリアルを一通り読む。
- 認定スクールであるPrime StrategyとDIVE INTO EXAMの模試を受験する。
- 理解できていないところがわかるのでチュートリアルやGoogle先生で調べる。
- 調べた内容をまとめてEvernoteに残しておく。
2〜4を繰り返し勉強しました。
勉強期間
試験のために集中して勉強したのは丸一週間程度。
時間にして15時間程度でした。
受験して思ったこと
実際受験してみてどうだったか?
難易度は?
もともと初学者向けの資格というのもあり、正直簡単でした。
というか、模試が優秀すぎるというか、模試のほうがちょっと難しいくらいだったので少し拍子抜けでした。
模試と全く同じ問題が出たりもしたので、模試を中心に勉強するのがおすすめです。
良かった点
- 自分が使ったことがないコードやその仕組みを知ることができた
- 普段意識していないPythonのデータ構造など体系的な部分を理解することができた
- 試験を意識することで短期間で集中して勉強できた
- 未経験だけどちゃんと勉強してまっせ、という箔が付いた(と、思いたい)
悪かった点
- 正直受験料11000円は高いよね・・・
- 資格の価値が未知なのでコスパとしてはどうだったのか
- 試験結果が点数しか出ないのでどこの問題を間違えたのかわからない
ちなみに
Python3エンジニア認定基礎試験かデータ分析試験に合格し、合格体験記を応募すると、公式ネタグッズが貰えます。
こういうしょうもないものが結構好きなのでこれがちょっと欲しかったというのもあります。
おわりに
なんだかんだ言ってとても勉強になったので個人的には受験して良かったな、と思っています。
初学者の方には勉強するきっかけにもなるのでおすすめです。
一方である程度経験がある方にはあえて受ける理由はあまりないのかな、と思います。(資格手当が出る会社もあるそうなのでその場合は推奨)
出題範囲が自分の目指すところと一致しているので次はデータ分析試験合格を目標に勉強していきたいと思います。