はじめに
近年、Deep Learningの自然言語処理分野への応用もかなり活発になっていますが、その中で特に話題となっているOpen AIのGPT-3を試してみました。今回は申請してから承認されるまでの流れを紹介したいと思います。
Open AI サイト
以下のページから申請は始まります。
https://beta.openai.com/
API試用申請
Join the waitlist ボタンを押すと以下のページに移ります。
まずは、基本情報として、Email、氏名などに回答します。
APIの用途について
次に、APIをアプリケーションに使うつもりかどうかについて訊かれます。さらに新規商品か既存商品に使うのか、あるいは研究用途のみかプレイグラウンドというOpen AI提供のお試し場で試してみるのかを回答します。ちなみに私の場合は研究用途ですのでConduct researchにチェックを入れました。さらに分野についても回答する必要があります。
用途の詳細について
GPT-3はあまりに高性能なため、悪用される危険性があるとして、OpenAIはどう使われるかについて慎重になっていますので、ある程度詳しく書く必要があるようです。私の場合は、所属するラボの概要、直近の研究の方向性も入れて書きました。
所属する組織の情報
会社などの組織に所属するのであれば、組織名や従業員数などについて記入します。
メディア関係者かどうか等
最後にジャーナリストかソーシャルメディアクリエイターか独立出版者か、年齢について回答し、書いた内容が正しいと保証する旨チェックするようになっています。
承認
私の場合、申請してから1週間程度でOpenAI事務局から承認メールが届きました。
メールにはGPT-3のSlackコミュニティへ招待する旨が書かれてあり、そこではほぼ毎日のように投稿があり活発に活動されています。
(さらに、メールには念押しで5人以上にAPIのアウトプットを供する場合は製品レビューリクエストを事務局に提出し、承認を得る必要があると記載されていました。)
おわりに
今回はGPT-3の申請から承認までについて記事にしました。次は、APIの試用について書きたいと思います。