[Deprecated] nodenv is better alternative
https://github.com/riywo/ndenv
(追記)ndenvの代わりにnodenvを利用することをおすすめします。
===========
nodeのバージョンをプロジェクトごとに管理したい場合があると思います。
nodeのバージョンが対応しておらずgulpの実行エラーが起きるときなどがいい例でしょう。
nodeのバージョン管理マネージャーには色々なものがあります。
その中のひとつに、Rubyのバージョン管理マネージャーで有名なrbenvに似た仕様をもつndenvというものがあります。
今回はndenvのインストール方法とndenvでnodeのバージョンを変える手順について説明します。
ndenvのインストール
$ git clone https://github.com/riywo/ndenv ~/.ndenv
もしくはHomebrewでもインストール可能です。
$ brew install ndenv
ndenvのパスを追加
以下をシェルの設定ファイルに追加します。
echo 'export PATH="$HOME/.ndenv/bin:$PATH"'
echo 'eval "$(ndenv init -)"'
シェルの設定ファイルを変更したらシェルを再起動しましょう。
node-buildをインストール
node-buildはnode自身をインストールするためのnbenvのプラグインです。
node-buildをインストールすることでnbenv install
コマンドが利用できます。
インストールは以下のようにします。
$ git clone https://github.com/riywo/node-build.git $(ndenv root)/plugins/node-build
利用するバージョンのnodeをインストールする
ndenvでインストールできるnodeの一覧を確認します。
$ ndenv install -l
インストールはndenv install
、ndenvで管理されているnodeの一覧はndenv versions
で確認できます。
### インストール前
$ ndenv versions
* system (set by /Users/toshiharu.nishina/.ndenv/version)
### インストール
$ ndenv install v8.1.0
### インストール後
$ ndenv versions
* system (set by /Users/toshiharu.nishina/.ndenv/version)
v8.1.0
インストールしたらrehashをしておきます。
$ ndenv rehash
nodeのバージョンを変更する
プロジェクト単位で管理する場合はndenv local
、グローバルで設定する場合はndenv global
とします。
### 変更前
$ node -v
v11.1.0
### バージョンの変更
$ ndenv local v8.1.0
### 変更後
$ node -v
v8.1.0
$ ndenv versions
system
* v8.1.0 (set by /Users/toshiharu.nishina/git/legacy_design/.node-version)