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【DX】ChatGPTを社内Slackから使えるようにしてみた

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ChatGPT使ってみた

皆さんの会社でもChatGPT活用されていますでしょうか
今回はChatGPTの活用促進に向けて社内で取り組んだ事例の紹介になります。

今回の事例はWeb画面からのChatGPTにおいてAI学習への活用可否Optionスイッチが実装されておらず、API経由でのGPT利用しか選択肢が無かった時点での事例となります

導入背景

ChatGPTはその登場から非常に注目され、色々な利用事例があがっており、弊社としても活用していきたいと考えています。しかし、事業会社のシステム部門としては業務利用にあたって情報漏洩がやはり気になるところです。
そんな中、4月頃にOpenAI社よりAPIが公開され、API経由であればAIの学習目的利用をせず、30日間でデータ削除する事を選択できる(≒情報漏洩リスクを軽減できると考えられる)事から、APIを介してChatGPTを業務活用する為の機能開発ができないか。という議論がスタートしました

Slack連携を選んだ理由

社内でChatGPTを利用するにあたって「いかに社員が使いやすいインターフェースを設けるか」をメンバーで議論した結果、以下の仮説によりSlackを選択しました。

  • 社内でSlack利用が活発であり、使いやすいのではないか
  • SlackであればChatGPTの活用事例が共有化しやすいのではないか

実装について

前述の通り、インタフェースとしてはSlackを利用しています。
仕組みとしてはSlackAPIを活用してSlackBotを作成し、SlackBotにメンションされたメッセージをLambdaに連携、更にそのメッセージをOpenAIのAPIに渡す形となっています。

ChatGPT Bot.png

このやり取りの際、一度連携し応答を得るだけでは Web画面のChatGPTで使っているような会話の連続性が得られません。
この為、LambdaでOpenAPIと送受信しているメッセージなどをDynamoDBに一時保存する形をとっています。

また、この仕組みのデプロイには AWS CodeCatalystを活用していますが、その活用事例はまた別の機会で記事にさせて頂きます。

現状と今後

現状、リリースから2ヶ月経っていますがSlackを通じたChatGPTの活用はまだまだ途上です。
利用方法の周知や、プロンプトの研究や共有を通じて社内での活用促進を図っています。

また、現段階ではChatGPTをSlackを介して利用しているに過ぎず、今後も生成系AIの活用に向けて取り組んでいきます。

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