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【20代後半インフラ女子に聞く】未経験からインフラエンジニアを目指した理由

Last updated at Posted at 2021-09-10

はじめに

こんにちは、日本リック エンジニア採用チームです。

今回は日本リックの女性エンジニアとして働くKさんのお話です。

Kさんの前職は事務職。そんなKさんが未経験からインフラエンジニアを目指した理由と、転職活動をしていた当時のエピソードをくわしく紹介します。

私のプロフィール(20代後半 女子)

現在の職種・仕事内容

現在は通信キャリア様の情報システム本部NW構築チームに所属しております。主な業務内容としては国内外拠点のOA系NW、業務システムが接続されるサーバ系NW、システム開発系NWなど、社内イントラネットに関する設計構築業務に携わっております。

前職は事務職

前職は事務職にてアシスタント業務等をしておりました。

私が未経験からインフラエンジニアを目指した理由

通信インフラは必要不可欠なもの

日々の仕事やプライベートを通して、通信インフラは必要不可欠なものであると考えておりました。身近で利用していながらも何故ネットワークへ接続できるのかを知らなかった為、徐々にネットワークの仕組みへ興味を持ち始めていきました。ネットワークの仕組みを調べていくうちに魅力を感じるようになり、通信インフラへ携わる仕事はどのようなものがあるのか調べた結果インフラエンジニアを知り目指そうと考えました。

キャリアアップやステップアップのチャンスが多い

これまでの職種はある程度のところまで習得するとそれ以上得られるスキルがなくなってしまい、ステップアップが見込めない職種でした。しかし、IT技術は奥が深く多岐にわたるため覚えることは無限にあるかと思います。仕事を徐々にこなし技術を身につけていくと規模の大きな案件を任せて貰えたり、性別問わずステップアップするチャンスは多くあると思います。

私が未経験からインフラエンジニアになった方法

ITスクールにて資格取得

未経験でも資格取得(CCNA)から転職までサポートし、紹介された企業へ転職すると受講料が免除されるというスクールへ行きました。該当のスクールでは1ヶ月で資格取得する必要がありましたが、自分は全く知識がなかったので短期間で取得できるとは到底思えず、数ヶ月前からネットワークの勉強を開始しました。

転職活動と日本リックへ就職

資格取得後は転職活動が始まり数社面接を受けました。中でも日本リックの雰囲気が最も良いと感じられ、自分に合っていると思ったので入社を決めました。入社後も皆さんに優しくサポートして頂き、感謝しています。向上心がある人が多くいて、とても良い会社だと思います。

勉強に役に立ったもの

・パケットトレーサー:Cisco機器でNW構築が出来ます、初心者でも使いやすかったです
・ping-t:資格取得の勉強に役立ちました
・EVE-NG:マルチベンダーで幅広くNW構築が出来ます

私が思うインフラエンジニアに向いている人

地道な作業が得意な人

IT系の仕事はPCに向き合うイメージが強いのかもしれませんが、通信インフラはリモート対応できない作業も沢山あり、現地へ足を運び作業をする機会があります。2m近くあるラックの扉を外して機器を確認したり、数百本あるLANケーブルが全て疎通出来るか床を這って1本1本確認したり、無線APの電波確認で大きなビルの中を数km歩くこともあります。デスクワークだけではなく、体力の必要な作業や地道な作業も中にはあります。地道なことは多いですが、利用者のことを考えると責任ややりがいを感じます。

コミュニケーション能力がある人

どんな職場でも大切なスキルかとは思いますが、通信インフラの仕事も例外ではなくある程度のコミュニケーション能力は必要であると日々感じます。入社前のインフラエンジニアのイメージとして、人と関わるというよりは延々と実機を触っていたりconfigの設計をしているのかなとイメージをしておりましたが、実際に業務を行うとユーザや関係者とのやり取りは多くコミュニケーション能力は重要なものであると感じました。技術系の会話になると伝えるのが難しく感じる時もあり、認識に差異がないように進めていく必要があるので常に慎重です。多くの人と関わり、一つのプロジェクトを進めていくので、私自身も円滑に進められるように日々勉強しております。

私が思うインフラエンジニアに向いていない人

全てを自分の手でやりたい人

インフラの仕事はプロジェクトの規模が大きくなるほど一人で完結出来るものは少なくなると思います。多くの人が関わってスケジュールを合わせながら進めていく為、時には他のメンバーの手も借りて任せるところは任せて自分がやるべきことは自分がやる、という分担や調整も必要になる場面があると思います。そのため、1から10まで自分で判断して自分の手で完結させたいと思う几帳面な方は厳しいのかなと思います。そういった方が一概に不向きであるとは言えませんが、実績や知識を積んでスキルアップしてくると自分で決められる範囲も多く柔軟になっていくと思います。

スケジュール管理が苦手な人

通信インフラは文字通り基盤となるものなので、それがないことには業務やサービスの提供が止まってしまいます。ネットワーク開通が後ろ倒しになると影響は大きいので、遅れないようなスケジュール管理は重要と考えています。私自身も得意ではありませんが、進捗を自分のわかりやすい方法で記録しておくことで対策しています。

さいごに:これから“インフラ女子”を目指す方へ!

未経験からこの業界に飛び込んだときは多くの不安がありましたが、仕事はやりがいがあって楽しいです。もちろん大変な時もありますが、インフラエンジニアは現代に必要不可欠な通信技術を支える一人になれるとても魅力がある業種です。女性でも活躍している方は多くいる為、性別問わず少しでも興味があるということであれば勉強しやすいサイトやツールが多くありますので触ってみるのをお勧めします。

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