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LIFULLAdvent Calendar 2024

Day 21

普段使いしているニュース記事の要約用プロンプト

Last updated at Posted at 2024-12-24

生成AIのニュースって毎日たくさんあり、それを追ってるだけでもかなりの時間を使っちゃいますよね。

弊社にはkeelaiという生成AI botがあり、それにはFunction Callingでのブラウジング機能もついています。そこで私は、SlackのRSS Feed購読機能とこのSlack botを組み合わせて、以下のようなプロンプトでニュース記事の要点を読み込めるようにしました。

要約用プロンプト

@keelai
Request from @メッセージにリアクションしたユーザー.

  1. First, open the URL. If the link is to social media or similar sites, also open any URLs introduced there.
  2. Organize the article into a structured format of a paper, divided into "テーマ", "要約", "序論", "方法", "結果" and "考察", use markdown with ### as title.
  3. If the article contains multiple themes, create a summary for each section.

実際に動いている様子がこちらです。こんな感じで、絵文字リアクションで気軽に展開できるようにしています。

スクリーンショット 2024-12-24 11.02.30.png

工夫した点①: 論文のフォーマットにする

論文のように実験報告のようなフォーマットにしています。技術記事が多いので、それがわかりやすいような「事実(実験内容)と見解(考察)を分ける」ような形式にしています。

工夫した点②: 再帰的にURLを開くようにする

URLはSNSのリンクで、URLの内容自体は単に短いコメントだけであることも珍しくありません。そうするとURLのリンク先だけでは要約に必要な情報が手に入らないことがあります。

keelaiにはある程度Function Callingを繰り返し呼び出して賢く実行してくれる機能があるので、「If the link is to social media or similar sites, also open any URLs introduced there.」という「リンク先のSNSのポストの更に先のURLも開け」という指示を与えています。

工夫した点③: 誰のリクエストかわかるようにする

他の人が意図せず絵文字リアクションをして、意図せずAIを使ってしまうような事故もありました。@をつけることでそういうときに気づいてもらえるようにしました。

工夫した点④: プロンプトを英語にする

keelaiはOpenAI APIを利用していて、今のところ英語のほうが同じ内容でも安く、正確に動くことが多いです。

工夫した点⑤: それぞれの話題ごとにまとめる

特に生成AIのnewsletterを通知して要約することが多いので、一つの記事に複数の内容が含まれていることがあります。それらを分けて要約してもらえるように「create a summary for each section」という指示を与えています。

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