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実装に詰まったときはワクワクさんとゴロリになりきろう

Last updated at Posted at 2022-01-25

達人プログラマー」に、ラバーダッキングという方法が紹介されています。それは次のような方法です。

ITエンジニアなら問題の自己解決力を高めるラバーダッキング法を覚えよう!

ラバーダッキング法とは、問題が発生した際に、ラバーダック(ゴム製のアヒルのおもちゃ)に悩みを話しかけることで、頭の中を整理し、問題の解決を図る方法です。
エンジニアであれば、プログラムのバクなどによるエラー(不具合)に遭遇したとき、一人で考え込んでいても一向に解決しなかった問題が、アドバイスを求めるために誰かに話すことで、案外その場で自己解決してしまった経験がある方は少なくないでしょう。基本的にエンジニア自身でコーディングしたソースのミスを自分自身で探すことは気が付きにくく、第三者に相談したほうが問題解決しやすいというのが一般的ではないでしょうか。
そして、これがまさにラバーダッキング法の効果です。

ここにあるのは、「人に説明しているときに問題を自己解決することが多い。ならおもちゃに話しかけても整理できるんじゃないか」という発想です。

そのため、多くのソフトウェアエンジニアは、ラバーダッキング用のおもちゃやぬいぐるみを持っているはずです。私も家にあひるちゃんやケロちゃんのぬいぐるみを常備して、時折、彼らに話しかけています。

kerochan.jpeg

ただ、実際にやってみても、私はあまり問題を整理できている実感はありませんでした。「あひるちゃんやぬいぐるみに相談するとき、どういうノリで相談すればいいか分からない」「一方的に話しかけるのが続けづらい」「アニメでケロちゃんに相談して問題が解決しているのを見たことがない」という問題があったんだと思います。

そしてここ最近、その問題は「もしこの仕事が『つくってあそぼ』なら、ワクワクさんとゴロリはどんな会話をするだろうか」を想像することでカバーできそうだと考え始めました。

image.png

このワクワクさんとゴロリという組み合わせが絶妙で、好奇心旺盛で素直なゴロリと、それを見守りつつ計画・アドバイス・メンタリングするわくわくさんという役割分担が分かりやすいです。同僚のコメントではゴロリがラバーダックの役割だと表現していますが、実際には両方のキャラクターの視点を同時に考え、自分のタスクを多角的な視点で客観的に見られているように感じます。

  • ワクワクさんの立場でゴロリに説明をする
  • ゴロリの立場で自分の詰まっている状況を問いかける、もしくは分からない点を質問する
  • ゴロリはワクワクさんのスキルや知識を信頼していし、ワクワクさんはゴロリの好奇心や学習意欲を認めている(彼らは理想的なメンター&メンティーの関係なんじゃないかと思いますw)

これを「ワクワクさんメソッド」と名付けたので、皆さんもぜひ使ってみてください👨‍🏭

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