はじめに
QualiArts Advent Calendar 2021 12/8の記事です。
先月より内定者バイトという形でQualiArtsで働いています。
これまでは学生として個人開発のみを行なっていたため、初めて企業でのコーディングをしています。
そこで、学生時代にやっていてよかったなと感じることが幾つかあったので書き起こします。
各項目「きっかけ」、「やったこと」、「会社でどう活きたか」に分けて書いていきます。
私自身がサーバサイドなので、内容が寄ってるかと思います。ご了承ください。
スペック
- 大学に入ってプログラミングを始める
- 言語歴
- Processing(5年)
- JavaScript(4年)
- Node.js(4年)
- React/Next.js(3年)
- Python(3年)
- Go(2年)
- 個人開発メイン
- 企業での開発経験なし
- サーバーサイドで内定
1. 慣れてきたところでリーダブルコードを読む
きっかけ
私自身はJavaScriptをそれなりに書くようになった頃に友達に勧められて読みました。
当時の状態としては以下の通りです。
- プログラミング歴としては2年
- ProcessingとJavaScriptの基本的文法を理解し、自由に開発ができる。
- JavaScriptの自由度ゆえに適切な書き方がわからなかった。
- 命名大事だよ等の周りの意見の理由がわからなかった。
やったこと
- 読んだ。
- リーダブルコードの内容を意識してコード書いた。
- 周りにコードきれいと言われるくらいには書けるようになった。
会社でどう活きたか
プロジェクトのコードがきれいなので、コードを読みながら各ロジックの意図を簡単に理できました。
また、学生時代と同じようにコーディングすればいいので、脳内リソースがとられませんでした。
コードレビューしてもらうときにたぶん読みやすいと思います、たぶん。
学生時代にも、以前に書いたコードを使う時に読みやすいく、メンテしやすくめちゃめちゃ活きたこともありました。
2. コーディングスタイルに則って書く
きっかけ
開発で使ってたライブラリからeslintの存在を知り、VSCodeの拡張を入れたこと。
やったこと
- eslintの言う通りに書く。
- eslintのairbnbのスタイルガイドを読んだ。
- Pythonのpep8を読んだ。
- スタイルを意識して書く。
会社でどう活きたか
(そんなに厳しくはないですが)ルールに従って書くことに慣れてて、書きやすいなと感じています。
あとは自分で書くときにミスが減りました。
3. アーキテクチャを設計してシステム作成
きっかけ
1ファイルに数千行みたいな書き方をしていた中で、徐々にロジック分離をするようになった。
だんだん正解を知りたくなり、調べた。
やったこと
- Goのレイヤードアーキテクチャの記事を読んだ。
- たしかこの記事: 【Go】DDD + レイヤードアーキテクチャでREST APIを実装する
- 記事の通りの構成でとにかく書いた(理解はしてなかった)。
会社でどう活きたか
似たような構成でやっていたため、プロジェクトのアーキテクチャを素早く理解できました。
企業で働く上では、アーキテクチャという概念に少しでも触れていると役に立つのではないかなと思います。
(余談)
学生時代にシステムのデータベースをMongoDBからMySQLに変えるハメになりました。
このときレイヤードアーキテクチャを採用してたため、データベースのロジックのみ修正すればよく、めちゃめちゃ簡単に移行できました。
4. クライアントとサーバ両方触っておく
きっかけ
最初にHTML/CSS/JavaScript勉強してクライアントサイドやってた。
JavaScriptでサーバが書けると聞きNode.jsをやった。
やったこと
- Node.jsを勉強
- Reactを勉強
- Goを勉強
- これらを使って何回かシステム開発
会社でどう活きたか
バックエンド配属ながらも、管理ツール周りでクライアントをやることがありました。
Vueでしたが、大きくロジック変えるわけではなかったので、対応できたのはReactやっていたからだと思います。
最後に
自分が学生時代にやったことと、内定者バイトで活きたことを書き起こしました。
まだ企業で働いたことない学生や、プログラミングを最近始めた方の参考になればいいなと思います。