はじめに
今回の記事では、「エンジニア転職を成功させる正しいポートフォリオの作り方」についてご紹介していきたいと思います。
実際にエンジニア転職を成功させた方の体験談や採用担当の方の話なども盛り込んだ貴重な内容になっています。
是非ご参考にしていただければと思います。
現在の就職活動市場
コロナ禍3年目に突入した2022年。
エンジニア転職市場は、2021年に引き続き過去最高水準の採用数が見込まれているようです。
エンジニア転職は、コロナ禍で危機感を感じ「市場価値を上げたい」「専門知識・技術を習得したい」といった上昇志向で転職を目指す方が多く、未経験で生半可な気持ちでは転職を成功させることが難しいと考えられます。
自分自身をしっかりアピールできるようにしておくことが重要で、その準備として欠かせない要素の一つがポートフォリオです。
参考:日経XTECH
ポートフォリオとは
「ポートフォリオ」とググると、「金融商品の組み合わせ」とか「資産構成のこと」といった金融用語としての検索結果が多く見受けられますが、今回の就職活動で使われる「ポートフォリオ」の意味としては、一言で言うとスキルの詰まった「作品集」のことです。
企業はこの「作品集」を見て、その人の実力や力量を図ります。
エンジニア業界の採用面接では、企業からポートフォリオの提出を依頼されることは少なくありません。
私が実際に就職活動をしていた頃は、7~8割の企業様からポートフォリオの提出を依頼されました。
採用判定に関わる重要度の高い「自己アピール材料」となるので、しっかり準備をした上で就職活動を進めていきましょう。
ポートフォリオの提出方法
ポートフォリオの提出方法には、基本的に2つのパターン(紙媒体、Web)があります。
Webの場合、一般的には履歴書や職務経歴書にURLを載せている方が多いです。
対面での面接の場合は、PDFを印刷して持ち込む方もいらっしゃる印象です。
(※重要)エンジニア転職で知っておくべき3つのこと
ポートフォリオの作り方を解説する前に、就職活動を行う上で知っておくべきことを3つ伝えておきます。
1. ポートフォリオに頼りすぎない
あくまでもポートフォリオはアピール材料の1つであり、これがないとダメとか沢山作ればいいというようなものではありません。
もしポートフォリオが無かったとしても、具体的なプロセスを話せるようにしていれば十分です。(大事なのは理解できていること)
採用経験者曰く、沢山の作品が詰まったポートフォリオを持ち込んでも、逆に自信がなさそうだとマイナスに感じることもあるようです。
そうなってくると「ポートフォリオ要らなくない?」と思われるかもしれませんが、誰もがうまく話せる訳ではありません。
話せるように準備をすることも大切ですが、得意不得意もあるのでポートフォリオに頼ることも1つの効果的な手段です。
「うまく話せなかった」で終わるのか「うまく話せなかったけどポートフォリオの反応が良かった」では通過率は変わりそうですよね?
2. 企業が求めているスキルは何か(即戦力になりえるか)
会社に属するという事は、会社の一員として役割を持つことになります。
その役割は何かをまず求人票や企業HPを見て明確にしておきましょう。
また、採用面接では、担当者(社長?人事?技術部長?)によって見られるポイントが変わります。
例えば人事であれば人柄面、技術部長であれば技術面、社長であればトータル的な面など、企業によって異なりますががそれぞれ役割をもって複数回の面接を行っています。面接担当者に合わせて、話し方やアピールするポイントを定めておきましょう。
3. 明確なキャリアプランがあるか(会社の方向性と合っているかの確認)
自分のやりたいことが、その企業に入社することで実現可能なのか。志望動機にも関連してくる内容です。
自分が実現したい事と会社の方向性が合っていないと、入社後のミスマッチとなってしまうだけです。
バックエンドとしてアプリの開発がしたいのにデザイン・コーディングを行なう会社に入ってしまうなど、求人票によっては具体的に記載されておらず、いざ入社すると「全然違う事をやらされた」というような話もよく耳にします。
求人票や企業HPをしっかり確認し、念のため面接でも聞いておきましょう。
ポートフォリオの作り方
オーソドックスなポートフォリオの作り方としては、ポートフォリオサイトを作る方が多いです。
プログラミングスクール卒の方だと、基本的にカリキュラムに組み込まれており、テンプレがスクールによって用意されています。
スクールなどに通っていない場合でも、簡単にポートフォリオサイトが作成できるサービスもあるので紹介しておきます。
自己流で作りたい場合はもちろんHTMLとCSS、JavaScriptを使って作成するのもありです!
時間がない方 ▼
さいごに
今回の記事は以上となります。