はじめに
今回の記事では、初心者でも簡単にWebサイトを構築できるようになるという「WordPress(ワードプレス)」について解説していきたいと思います。
「WordPressって結局何ができるの?」
「CMSって何なの?」
「なぜCMSの中でもWordPressなの?」
このような疑問を解決できるように分かりやすく解説していきたいと思いますので、是非最後まで読んでください!
(※因みに画像のキャラクターは、WordPressの日本公式キャラクター「わぷー」です。かわいい。)
1. CMSとは?
それではこれから「WordPressとは何か」について解説していく前に、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)について解説をします。なぜ先にCMSの解説をするのかというと、WordPressはCMSの1つだからです。
CMSの理解なしでは、WordPressを正確に理解できないので、きちんと解説をしていきます。
CMSとは、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像などを一元管理するシステムのことで、分かりやすく端的に言うと「Webページの知識を持たない人でも簡単にWebサイトの編集を行えるパッケージソフト」です。
CMSにはWordPressなどのオープンソースのものや、ムーバブルタイプといった国産のもの、海外初の独自的なCMSまで様々なものがあります。
近年では数多くの企業で、デジタルコンテンツの強化が進められており、自社オウンドメディアを持つ企業が増えているようです。
サイトの運営では、柔軟に更新ができる管理ツールを求めて CMS の導入が積極的に進められています。
ではCMSを導入することで、企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。
2. CMSを導入するメリット・デメリット
CMSを導入することで、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。
CMS 導入のメリット
- 専門的な知識不要でWebページの更新・追加などの管理が可能になる
- 自分の作る Web サイトに統一感がでる
- デザイン、テキストなどを分業できる
- テンプレが豊富でホームページやコーポレートサイトなど簡単に作れる
- ある程度 SEO に強い作りになっている
CMS 導入のデメリット
- 静的サイトに比べて表示速度が遅い
- セキュリティが弱い
- サポートがない
CMSを導入する際は、デメリット対策をしながら運用する必要がありそうですね。
CMSが大体理解できたところで、本題であるWordPressの説明に移っていきます。
数あるCMSの中でも、ダントツに人気があるのが「WordPress」です。
3. WordPress(ワードプレス)とは?
ワードプレスとは、Webサイトの作成やブログの作成などができる CMS (コンテンツ管理システム)と呼ばれる管理システムの1つです。
WordPressの創始者は米国のマット・マレンウェッグ(Matt Mullenweg)と、英国のマイク・リトル(Mike Little)のお二人。
マット・マレンウェッグがMovable Type(ムーバブルタイプ)の使い勝手に不満あって、マイク・リトルと一緒に開発をしようと決めたのがきっかけのようです。
4. 何故 WordPress なのか?
CMSは、有名どころで言うと他にも Movable Type (ムーバブルタイプ)や ShareWith (シェアウィズ)などがありますが
何故 WordPress は国内外で圧倒的なシェアを誇っているのだろうか。
結論、基本的な CMS としての機能はほとんど変わらないようですが、
無料という点やカスタマイズの豊富さ、圧倒的な運用ノウハウが詰まっているということが人気の理由としてありそうです。
無料で使えるオープンソース
WordPressは無料のオープンソースCMSなので、手軽に自由に利用することができます。
オープンソースとは、プログラムのソースコードが公開されているソフトプログラムのことを言います。
インストールが無料なだけではなく、基本的なカスタマイズはお金がかかりません。
害虫や、有料のプラグインを使った場合にはお金がかかってきます。
万単位に及ぶプラグイン
WordPress のプラグインはWordPress公式プラグインで現在約6万件も存在しており、
私のような優柔不断な人間では、判断するだけでも時間がかかってしまいます・・・
定番なものばかりにはなりますが、私的に使ってみて導入価値のあるものをまとめてみました。
プラグインを入れる際の注意点
- プラグインを入れすぎると、サイト表示が遅くなってしまう
- セキュリティが弱くなる
推奨プラグイン
- Google XML Sitemaps
Web サイトを公開する場合には、Google と Bing の検索エンジンにいち早く認識してもらう必要があります。
その為には、サイトマップ(サイト全体のページ構成)を作る必要がありますが、WordPress本体ではサイトマップを作れません。
「Google XML Sitemaps」であれば、サイトマップを作るだけではなく、記事投稿をするたびに自動的にサイトマップを更新してくれます。
- Contact Form 7
Web サイト上に問い合わせフォームを設置してくれるプラグインです。
コメント欄だけではなく、問い合わせフォームもきちんと設置されているとそれだけでも少し Web サイトらしくなりますよね。
因みに、こちらのプラグインは日本で開発されたようです。
- All in one SEO Pack
ブログ初心者の方やこれから始める方など、SEO のことまで勉強している時間がない!という方には特におすすめ。
記事内のタイトル、キーワード、ディスクリプションなどメタタグを設定することができるプラグインです。
【上級編】WP-CLI(コマンドラインインターフェース)
- CLI(コマンドラインインターフェース)
キーボードからの文字列入力と、画面に表示されるコンピュータからの応答によって処理を進めるやり方のこと。
Mac にデフォルトでインストールされている CLI がターミナル。Windows だとコマンドプロンプトや Power Shell がそれに該当。
- WP-CLI(WordPress コマンドラインインターフェース)
WordPress の CLI は、WordPress の管理画面ではできない多くのことを行うことができます。
詳しく知りたい場合はこちら→クイックスタートガイド
WP-CLI には、wp shell というコマンドラインから入力した PHP コードを対話的に実行するコマンドがあるようで、万能なコマンドだと定評があります。
5. WordPress学習におすすめの格安プログラミングスクール
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是非ご活用してみてください。
さいごに
今回の記事は以上となります。
WEB制作案件を受注するには必須とも言えるスキルなので、身に着けておいて間違いなしです。
割と簡単にインストールや初期設定もできるので、是非チャレンジしてみてください。
使い始めたら色々と便利さを痛感するはず・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。