要約
- 「ガチでやる気パーソン」かどうかを自動判定するマイクロサービスを作った
- Claude3でぱっとマイクロサービスを作れないかどうかを検証し、実際に2時間で開発・公開をすることができた
- いわゆる就活・転職におけるエントリーシートの足切りはLLMにやらせることが可能なことをなんとなく確認した
背景と作った動機
- こちらの「ガチでやる気パーソン」をSNSでみて、GYPは本当に大事だなと強く共感した
- GYPである人はどういう人なのかを判定する仕組みがあると面白いなと思った
- やってみたことや思考をあえて整理せず、そのまま書いてみることは役に立つ人もいるのではないかと思って記事化した
技術面背景
- (恥ずかしながら)バックエンド、フロントエンドの実装を全て自分でやって公開したことがなかったので経験してみたかった
- Pythonについては15年程度の経験があり、習熟している。AI開発、データ分析、科学的計算などに強み
- HTML, CSS, Javascriptについては読めるけど、あまり書けないレベル
やってみた
まずは「ガチでやる気パーソン」の定義を定め、なんらかの質問でそれを測定できるといいなと思った。
「ガチでやる気パーソン」の定義を決めてもらった(1分)
次に、どういう質問をすればGYPと判断できるか考えてもらった(1分)
はい・いいえ的な形で回答する質問を考えてもらった(5分)
下記のような回答を得たが、これに回答してもらってもあんまりおもしろくならない気がした
じゃあそれを反映してもらおう。自由記述になるけどLLMに判定してもらったらええな。
下記では10個だしてもらったが、実装してみるとユーザーが10個も書くのは面倒だろうなと思ったので後に7個にしてもらっている
回答のサンプルを作って検証(5分)
いい感じのサンプルが作れた。
次に、この質問と回答を貼って、スコアをだしてもらった。きちんとGYP度高い回答には高い数字がでている。スコアだけだとサービスにしたとき面白くなさそうだったので、ちょっとしたコメントをつけてもらうようにした
サイトづくりの方針決め(8分)
最初に要件を簡単に伝えた。だけど、自分の質問が悪くてあんまり良い回答が得られなかった。
PythonやJSを使うんだ、ということをきちんと伝えた。APIはAnthropicの公式ドキュメントを利用した。要件は下記のようにきちんと取れた。
次に、実際の開発手順を考えてもらった
つくる!(1時間)
あとはステップごとにお願いするだけ。微妙にAPIに間違いがあるので、Pythonを実行しながらデバッグを進める。
とりあえず作ることが目的のマイクロサービスなので、見た目はこだわらないことにする。
実際に使ってみると、ちょっとした待ち時間が気になったのでUIの修正もお願いします
Herokuでデプロイします。Herokuは昔使ったことがありましたが、もう覚えていないので色々おしえてもらいます
できた!
https://gyp-page-2fe9d172c6e7.herokuapp.com/
感想・今後の展望
- 2時間と短い時間だが作っていて楽しかった。工作とかやっている感覚
- 2時間とかなので、子どもと一緒に何かを作ったり、講習化もできるなと思った
- 今後もカジュアルにマイクロサービスを作りたい
- ビジネス的に成功するとかは別にして、自分や周りの人が喜ぶサービスを作りたい。皆さんがこれ作ると嬉しいですよ、的なことを知りたいのでXでDMしてください