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GISを扱うための環境づくり arcGIS proとそれに付随するpythonのインストールの記録

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買い替えたばかりのPCにGISデータとpythonを扱うための関連ソフトを入れていきます。ArcGISはすでに所有しているBasicアカウントを使用。
PCの環境
・windows10(x64)
・intel corei7, メモリ16GB, 256GB SSD

入手するソフト
・ArcGIS Pro 2.5 Esri製品サポートサイトから。 ArcMAPとの違いがいまだによく分かっていません。
・Atom テキストエディタは基本的にこれを使う。

作業手順の記録 
・まずArcGISをインストール。ファイルの抽出先フォルダにOneDriveのフォルダが勝手に選ばれていたが普通のローカルフォルダにおいてほしいと思いCドライブのユーザーディレクトリに変更しました。OneDriveを避けて展開する方法がわからず、ひとまずは必要ないからとOneDriveごとアンインストール。そのあとはセットアップツールの指示にそのまま従ってセットアップが終了しました。
・ArcGIS Proのインストールと同時に付随してPython環境が自動的に導入されました。

C:\Users\hoge\AppData\Local\Programs\ArcGIS\Pro\bin\Python\envs\arcgispro-py3

この「arcgispro-py3」がArcGISをインストールした際に自動的に作られるanacondaによる仮想環境と思われます。

・ArcGISで扱うことのできるジオプロセシングをpythonスクリプトから実行できるパッケージのarcpyも標準で入りました。その他、データ分析に便利だというjupyter notebookも一緒にインストールされました。aidemyで使用したときに非常に便利だったので、今後もjupyterを使っていきたいと思います。

ArcGISとpythonについてのメモ

なぜかここでインストールされるpythonはバージョンがやや古いようです。一緒にインストールされた「pythonコマンドプロンプト」(コマンドプロンプトはPCにもともと備わっているものでなくこれを主体に使っていくつもりです)でバージョンを確認すると以下の情報が表示されました。

(arcgispro-py3) C:\Users\hoge\AppData\Local\Programs\ArcGIS\Pro\bin\Python\envs\arcgispro-py3>python -V
Python 3.6.9 :: Anaconda, Inc.

自分が知る限りは、すでに色々なパッケージがインストールされた状態でpythonのアップデートを行おうとすると、ファイルの依存関係が壊れてしまって不具合を起こすかもしれないということです。もしも新しいバージョンのpythonを使いたい場合は上記arcgispro-py3以外の環境を新しく作る必要があると思っています。
もしかすると新しいバージョンでしかインストールすることのできないパッケージがあるのかもしれないと思うと困りますが、arcpyは基本的にArcGIS系ソフトの導入によってしか得ることができないようなので、arcpyを使いたい場合はこの環境を使う必要があるのだと思います。

ArcGISに付属するpythonは、ArcMAPではpython2系、その後継にあたるらしいArcGIS Proではpython3系になるようです。arcpyはどちらにもインストールされ、Proでも使えるようなので安心です。

これで自分のPCにArcGIS Pro 2.5とAnaconda環境ができました。
Ancondaといいつつ、Anacondaのダウンロードページから入手してインストールした結果の環境ではないので、ところどころにAnaconda3?から抜けているものもあるのではないかと思います。
パッケージの管理は基本的にcondaのみを使いたいと思います。

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