参考サイト①:https://youtu.be/RB4LiS2lIXo
英語です。多少コマンドを編集する必要があったので、本記事を併せて見ていただけると捗ると思います。
参考サイト②:https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/vauc/iptelep/ipphone7900/ug/001/bk/03-7900ins7.html
cisco公式のIP Phoneに関する内容です。エラーが出た時は参考にされてください。
【内容】
・はじめに
・完成図
・設定内容
・疎通確認の儀
・さいごに
はじめに
本記事の趣旨目標としては、IP電話に関しての基礎理解です。
通常のPCに関連した設定に比べて、少し違ってきます。付け加えて設定するイメージなので、通常の設定に慣れている方は少し付け加えるのだなと理解していただければと思います。簡単な構成ではありましたが設定した感想は、難解ということはなかったように感じました。
完成図
内線電話が通じればOK!みたいな構成です。
使う技術としては、テレフォニー設定(PBXのイメージが掴める。)、スイッチの基本的な設定の一部、VoIPとTFTPサーバーの関係、電話番号の設定、電源アダプターを接続する必要があるなどのイメージ。。。
設定内容
1 PCのIPアドレスは今回は、DHCPで動的に設定していきます。
2 ストレートケーブルで、IP電話、PC、ルーターを接続する。IP電話からスイッチに接続する際のIP電話側はスイッチポートに接続する。
3 それぞれのIP電話にアダプターを接続して電源を投入する!(画像はIP電話の裏側です。)
4 vlanと名前を割り振っていきます。
Vlan10~50までを割り当てる。
10は、PCでのデータ通信用
20は、音声用
30は、マネジメント用
40は、その他の使わないインターフェイス
50は、ネイティブvlan
5 スイッチからルーターへのtrunk設定
スイッチからルーターへは、トランクで接続し、ネイティブvlanは50。
6 スイッチの使わないインターフェイスを無効にする大事な工程
使わないインターフェイスをaccessモードにして、シャットダウンする。
7 現状のインターフェイスについて確認する。
endで特権モードに移動し、「show vlan brief」でささっと確認!
show vlan brief
CCNAの黒本で見た表ですねー
※デフォルトvlanが1というのは本来避けなければなりません。設定業務などが実際にあった場合、設定開始の最初の方でデフォルトvlanを変えるべきと考えます。実機とパケットトレーサーではコマンドが違うような記事を見たこともあるので、個人的に検証してみたいと思います。
8 実行中の設定(running-config)を起動時の設定(startup-config)にコピーします。
9 次にルーターにサブインターフェイスを作成して、vlan間ルーティングできる設定を行います。また、IEEE802.1Q(dot1Q)でカプセル化し、IPアドレスを割り当てます。
10 Vlan10と同じく、vlan20についても設定します。アドレスはvlan10とは別のIPアドレスを振ります。
11 ネイティブVlanについても設定していきます。
12 インターフェイスに適用します。
13 DHCPプールから除外されるIPアドレスの範囲を選択し、DHCPの設定モードに入りIPアドレスの範囲を定義します。最後にデフォルトゲートウェイを指定して完了!
14 次に、先程同様にプールを作成し、DHCPの設定モードに入りIPアドレスの範囲を定義し、デフォルトゲートウェイを指定します。最後にDHCPオプションとしてTFTPサーバー(VoIP電話は、TFTPサーバーからアップグレードデータなどをダウンロードする際に必要)のアドレスを得る設定です。
15 ここで小話:
“IPテレフォニーとは、古くからある言葉であり、オフィスなどには向かない回線数の少ない広義の単語として使用されてきたが、現在ではIP電話サービス製品を総称して表現されており、IP-PBXも含まれる。”
ということで、設定継続!
・はじめに、テレフォニーサービス(通信サービスの管理)の設定に入る。
・最大3回線ですよ。(dn=Directory Number)
・同時に許可される最大IP電話デバイスの数を3に設定します。
・テレフォニーサービスによって使用するIPアドレスとポートを指定します。これによって電話信号を処理することができる。
全般、この設定によりVoIP環境(音声をパケットで送受信)の構築が完了!
(解釈:IP電話(ephone)およびその電話線(ephone-dn) )
16 作成した3回線に電話番号を設定していきます。
17 番号と回線を対応させます。
・ephonモードに移行し、IP電話の番号(1)を振ります。
・IP電話の種類(型)を指定(7960)
・macアドレスを指定します。(0060.70D0.1974)
・ボタンの設定、1:1 は、最初の数字がボタンの番号で、2番目の数字がディレクトリ番号(DN)です。この設定により、ボタン1がディレクトリ番号1に関連付けられる。以降、IP電話の番号3まで繰り返し。
・最後に、endで管理モードに移行し、「 copy running-config startup-config 」によって、ラニングからスタートアップにコピーします。
疎通確認の儀
恒例の疎通確認の儀を開始いたします。
パケットトレーサーのIP Phoneは窓付いてます。まずここにエラー表示がないか確認を行い申し上げる(笑)内心ドキドキなのでご容赦願います(真剣)
まず画面を次の画像のように整理致して。
左のIP Phone(0)からIP Phone(2)へ発呼致し申し上げます。「1030」「受話器を上げる。」やかましいほどリンリン鳴りましたw異常なし!!疎通確認の儀を無事完了致しました(笑)
さいごに
AWS、ネットワーク関連やPythonについて主に勉強していますが、教材選びに苦労するのは私だけでしょうか?AWS SAAの参考書はいっぱいあるのですが、問題集が無い気がします。。。
次は、もう一度Linuxの学習をする予定です。
では。