この記事は無能エンジニアの日常を淡々と書くものです。
過度な期待はしないでください。
※フィクションかもしれませんし、そうでないかもしれません。
無能と有能
無能と有能に何の違いがあるのだろう。
いや、何もない。
どちらも同じ人間なのだ。
違いなんてあるはずがない。
マクドナルドとバーガーキングに違いがないように、無能と有能にも違いはないのだ。
ちなみに私はバーガーキングの方が好きです。
なぜならキングだから。
無能であること
世の中には２種類の人間がいます。
有能な人間と無能な人間です。
皆さんはどちらでしょうか？
私は間違いなく無能な人間でしょう。
有能な人間を見たことがありますか？
私はありません。
有能な人間と無能な人間を区別できないのです。
では、なぜ私は自分を無能だと自覚しているのか。
答えは単純で、ほとんどの環境で良い評価を得られない為です。
これほどわかりやすい判断基準はありません。
有能であること
信じがたいことですが、世の中には昇給したり昇進したりする人がいます。
つまりその人たちは他人から良い評価を得ているのです。
これはすごいことです。
人間は互いに敵対し蔑み合う生き物です。
生み出されてから三十年間、 私はずっとそうやって過ごしてきました。
ですが有能な人間は、そんな人間たちが生きる社会の中でも他人に評価されている。
すなわち他人と良い関係を築いているのです。
社会は無能に厳しい
皆さんは社会人ですか？
私は一応社会人です。
学生の頃、私は自分が無能だとは思いませんでした。
むしろよくできた方だと思っていました。
勉強も、運動も、特に苦手なことはありませんでした。
学力と関係ないテストの結果も良かったですし。
うまくいかなかったのは人間関係くらいでしょうか。
なぜか嫌われてしまうことが多々ありました。
初めて話す相手の第一声が「お前嫌い」だったこともあります。
当時の私は良い悪いをさておき目立つ言動だったので、有名税というか、当時は仕方がないことだと思っていました。
深掘りしませんが、これは一般的な社会人にとって致命的な特性です。
話は戻りますが、学生と社会人(会社員)とでは求められる素養や能力が全く異なります。
社会人に求められるものは案外幅が狭く、そこに当てはまらない人間は末代まで迫害されます。
無能は生きていけません。
無能でも生きていくために
さて、無能は社会で生きていけませんが、当人としてはなんとか生きながらえたいと思うものです。
無能でないよう見せかけ、欺き、擬態しようといつかは限界がきて破綻します。
ですが無能はおそらく先天的な問題ですので、抜本的な解決はできません。
なので現実的な対策としては擬態の精度向上しかないでしょう。
まずは有能の特徴を考える
勉強をする時、80点を目標にしますか？
しませんね。
目標は常に100点であり、1位であり、それ以外はゴミです。
少なくとも私の継父はそう言ってました。
無能ではないが有能でもない人間を目標、もとい参考にしても価値はないです。
目標は有能な人間にしましょう。
さて、有能とはどんな人間でしょうか。
そこを考えていきます。
整った容姿
清潔感と言い換えても良いでしょう。
私的統計によると、ナウでヤングな会社の管理職にブサイクはいません。
継父と母曰く、ブサイクは人を不快にさせるそうです。
深掘るほど内容はありません。
超速レスポンス
私的統計によると、有能な人間は反応が早いです。
チャットへの反応も、ワークフローの承認も、サボってる時のお叱りも、全てが早いです。
そういえばF1レーサーの反射神経ってすごいらしいですね。
マメ
統計によると、有能な人間はマメなことが多いです。
面倒な仕事だろうが、放置したり投げ出しているところを見たことがないです。
私はすぐに逃げるし放り投げます。
声を張っている
ボソボソ話している有能をみたことがありません。
私は腹から声がでません。
コンビニで袋が欲しいと叫んでるつもりが伝わりません。
声質の問題もあるかもしれませんが。
仕事が丁寧
有能な人間は仕事が丁寧です。
ちなみに私はプロのバグ職人なので、隔週くらいの頻度でサービスを破壊します。
具体的なアクション
ふむ、有能の特徴は見えてきましたね。
ではどうすればそれらを再現できるのか、ここからは具体的なアクションや戦略について考えていきましょう。
容姿を整えるには
私の場合問題はなく、つまり私の容姿には問題がないと言うことです。(ふんもっふ！)
ダイエットはした方がいいです。
元の顔が良くても太ったら台無しです。
あとお風呂には入りましょう。
レスポンスを早く見せかけるには
チャットの場合は簡単で、とりあえず思考停止でリアクションをつけておけば良いのです。
👀はすごく便利です。
メールもとりあえず返信しておきましょう。
多分👀を書いておけばいいでしょう。
コピーしやすいようにコードブロックで記載しておきます。
👀
電話はとりあえず出ましょう。
「今トイレなんで」って言えば一旦逃げられます。
器用な方は「👀」って言っておけば大丈夫です。
スマホにチャットのソフトを入れるのもありでしょう。
漫画を読んでいたり、SNSを見ていたり、どんな時でも通知が見えたら何か来たってことです。
キリのいいところでリアクションなりを返しましょう。
スマホの壁紙を「👀」にするのもありです。
画像を貼っておきますので保存してお使いください。
マメに見せかけるには
タスクを最後まで進めましょう。
でも自分だけじゃ難しいタスクもあるでしょう。
そんな時はあたかも自分の持ってるタスクじゃない感を出して誤魔化します。
「そんなタスクがあたかもしれないし、なかたかもしれない」
これで解決です。
声を張っているように見せかけるには
口とマイクの距離を近付けましょう。
音量が大きくなります。
ただし低音成分が強まりモコモコした声になってしまうので、ローカット機能のついたマイクを選ぶのが良いでしょう。
もしくはボーカル用のサウンドエフェクターを使って声を加工しましょう。
仕事を丁寧に見せかけるには
あたかも考えてやってる雰囲気を出しましょう。
言動をゆっくりにするのがコツです。
まぁ、人間ミスはするでしょう。
そんな時は言い訳しない方がいいです。
「もう、単純にごめんなさい」が一番効きます。
深掘りされても「全て私が悪い」で乗り切れます。
翔け無能、輝く空に
無能は人生を諦める理由になりません。
言い訳せずに擬態の精度を高めましょう。
ちなみに私は失敗してクビになりました。
お金ください。