Ruby技術者認定試験のSilverを勉強中ですが、個人的に引っ掛かりやすい問題についてまとめました。
随時更新予定。
引っかかった問題は、ほぼREx - Ruby Examinationさんからの出題です。

x進数

メソッド	内容
hex	16進数で解釈し、整数で返す。解釈できない場合は0を返す。接頭語0x,0X,アンダースコアは無視される。
oxt	8進数で解釈し、整数で返す。解釈できない場合は0を返す。接頭語は無視しない。

数値の前につけることで、何進数かを指定するもの。

日付フォーマット

忘れやすいフォーマットを列挙します。
小文字と大文字を混同しやすいので注意。

破壊的か、非破壊的かに注意する

メソッド名	内容
merge	引数のハッシュをマージする	非破壊的
update	引数のハッシュをマージする merge!と同等	破壊的

配列を組み合わせて生成するメソッド。混同しやすいので注意。

メソッド名	内容
zip	`[1,2].zip([3,4]) => [[1,3],[2,4]]`
product	`[1,2].product([3,4]) => [[1,3],[1,4][2,3][2,4]`

配列に値を追加、削除をするメソッド。いずれも破壊的メソッド。

何を取り除くのか間違いやすいので注意。
またいずれも非破壊的で、!を付けると破壊的メソッドとなる。

追記する位置の違いに注意。
※読み込みは、IO#seekで指定が無ければ、いずれのモードも先頭から行う

io.seek(-10, IO:SEEK_END)のように使う。

似ているけど動きが違うメソッド。

メソッド名	内容
find	ブロックを評価し、最初に真になった値を返却する
select	ブロックを評価し、真になった値を全て返却する

%を付けると、文字列を囲う記号を指定できる

do...endと{...}では、{...}の方が結合度が強い
p [1,2,3,4].map do |e| e * e endを実行すると、do...endの方が弱いので、p {[1,2,3,4].map}が評価される