RSpec覚書

初めまして。
Rubyを始めて2年目、覚えること沢山あるので、忘れないようにメモです。
初心者的なこともあると思いますが、備忘録です。

RSpecの評価は内側が優先

describe 'ダミーテスト' do
 before do
  allow(dummy_mock).to receive('2番手')
 end
 context '正常系' do
  before do
     allow(dummy_mock).to receive('1番手')
  end
 end
end

同じdummy_mockがあったら、内側、すなわち「1番手」の方が適用される。
これを使えば、「このテストケースの時だけ、モックは特別な値を返して欲しい」というのが実現できる。

RSpecの実行順に注意

失敗するパターン

describe 'ダミーテスト' do
 let(:request_params){{dummy: 'だみー'}}
 before do
  expect(request_params['dummy']).to ('ダミー')
 end
 context '正常系' do
  before do
     request_params['dummy'] = 'ダミー'
  end
 end
end

内側から評価されていくので、正常系のcontextの中のbefore実行後、describeの中のbeforeを実行と見えるが、どっこい。
1.expectを実行
2.変数「request_params」を探すとdescribeの直下にいるので、これを評価
なので、上記コードは失敗する。

これは成功する

describe 'ダミーテスト' do
 let(:request_params){{dummy: 'だみー'}}
 context '正常系' do
  before do
     request_params['dummy'] = 'ダミー'
     expect(request_params['dummy']).to ('ダミー')
  end
 end
end

こうすれば、request_params['dummy']には「ダミー」が入り、成功する。

contextは入れ子にできる

describe 'テスト' do
 context '正常系：' do
  context 'ユーザーがテスト会員の場合' do
  end
  context 'ユーザーがシステム管理者の場合' do
  end
 end
 context '異常系：' do
  context 'セッションが正しくない場合' do
  end
 end
end

テストケースを整理するのに便利。