はじめに
実務で曖昧に使用している用語について、改めてまとめていきます
この記事の対象者
- プログラミング初学者
ライブラリ
- プログラムの部品を集めてひとまとめにしたもの
フレームワーク
- 全体の処理の流れを枠組みにしたプログラムのこと
ミドルウェア
- DBサーバーなど、OSとアプリケーションの間で特別な機能を提供するもの
API
- Application Programming Interface
- 別のプログラムからある機能を使うために窓口のこと
ステートレス
- 状態を保持しないこと
- HTTPのように、リクエスト/レスポンスの1往復のやりとりが完結された処理とみなされ、複数の処理を関連づける仕組みがないことをステートレスという
ステートフル
- 状態を保持すること
- 直前の処理を覚えておき、次の処理内容に反映させるような方式
- ステートフルは、多くの状態を保持しなければならないため、ステートレスより負荷が高い
クッキー
- HTTPのようにステートレスなプロトコルを使用する場合に、状態を保持し管理する必要がある場合に、クッキーと呼ばれるデータが用いられる
- Webサーバへ接続してきたWebブラウザに対して、コンテンツなどと一緒にWebブラウザに保持してもらいたい情報をクッキーとして送る
- 受け取ったクッキーを、Webブラウザは保存しておき、次にWebサーバに接続する際にクッキーを送信することで、Webサーバは相手を識別することができる
- 有効期限が設定されていないクッキーは、セッションクッキーと呼ばれ、ブラウザを閉じると削除される
クライアントサーバシステム
- コンピュータの機能や情報を提供する
サーバ(server)
と、サーバを利用するクライアント(client)
に分けて通信を行うコンピュータネットワークモデル
リクエスト
- クライアントからサーバに対する要求のこと
レスポンス
- クライアントから受けたリクエストに対する応答のこと
プロトコル
- クライアントからどういうリクエストを受け取り、サーバがどういうレスポンスを返すのかのルールのこと
- HTTP、SSL、HTTPSなどが存在する
- HTTP:Web通信のルール
- SSL:通信の情報を暗号化するルール
- HTTPS:HTTPとSSLを組み合わせたもの
IPアドレス
- コンピュータに割り当てられたインターネット上の住所のようなもの
- インターネットに接続されたコンピュータを特定し、データの行先を管理する
ポート番号
- コンピュータが提供するサービスを指定するための番号
- IPアドレスでコンピュータを指定し、さらにコンピュータ内部にある各サービスを識別するために利用される
- 一般的にWebサーバであれば80番といったようにポート番号が決まっており、サービスを識別できる
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、Web技術の基本用語についてまとめました。
理解不足な点などありましたら、ご指摘お願いします。