re:Invent2020で発表されたデータベース関連サービスのアップデートをまとめてみました。
re:Invent スペシャル企画 まだまだやるよ!宇宙一 回数の多い re:Cap week9
でこのあたりをキャッチアップしますので是非ご参加ください!
RDS
Amazon Aurora Serverless v2
- 数百から数十万のトランザクションに瞬時にスケール(v1は遅かった。。)
- 0.5ACU毎にきめ細かくスケーリング(v1は2のべき乗でのスケールアップ)
- ACU = Aurora Capcity Unit
- AuroraクラスターとAurora サーバーレスを混在可能!
- グローバルデータベース、マルチ AZ 配置、リードレプリカなど、Aurora の幅広い機能をサポート
- データベースコストを最大 90% 節約
- MySQL互換のみ提供
セッション動画 - [NEW LAUNCH!] Amazon Aurora Serverless v2: Instant scaling for demanding workloads
https://aws.amazon.com/jp/rds/aurora/serverless/
Babelfish for PostgreSQL
- SQL Serverで実行されているアプリケーションを、コードを変更せずにAuroraPostgreSQLで直接実行可能
- SQL Server 独自のT-SQL、通信プロトコル(TDS)を理解
セッション動画 - [NEW LAUNCH!] Introducing Babelfish for Aurora PostgreSQL
https://babelfish-for-postgresql.github.io/babelfish-for-postgresql/
Amazon Aurora PostgreSQL が AWS Lambda と統合
- ストアドプロシージャまたはユーザー定義関数を使用して Aurora データベース内から直接 Lambda 関数を呼び出せる
Amazon RDS for Oracle クロスリージョン自動バックアップ
- バージョン 12.1 (12.1.0.2.v10) 以上
セッション動画 - What’s new in Amazon RDS for Oracle
QuickSight Q
- 日常の言語でデータに関する質問を尋ね、数秒で正確な回答を受け取ることができる
- 質問を自動的に解析して意図を理解し、対応するデータを取得し、QuickSight で数値、グラフ、またはテーブルの形式で回答
- 最新の ML アルゴリズムを使用して、データ間の関係を把握し、正確な回答を提供するインデックスを作成
- 特定のデータセットでデータモデルを事前に構築する必要がないため全ての質問に回答できる
セッション動画 - [NEW LAUNCH!] Introducing Amazon QuickSight Q: Ask questions on data & get answers in seconds
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-quicksight-q-to-answer-ad-hoc-business-questions/
Redshift
AQUA (Advanced Query Accelerator) for Amazon Redshift
- ハードウェアにより高速化された新しい分散型キャッシュ
セッション動画 - [NEW LAUNCH!] Introduction to AQUA for Amazon Redshift (Preview)
https://pages.awscloud.com/AQUA_Preview.html
Amazon Redshift が、ネイティブ JSON と半構造化データ処理のサポートを発表 (プレビュー)
- 半構造化データを Redshift テーブルに保存できる新しいデータタイプ「SUPER」
- PartiQL クエリ言語をサポート
セッション動画 - What’s new with Amazon Redshift
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2020/12/amazon-redshift-announces-support-native-json-semi-structured-data-processing/
Amazon Redshift、自動テーブル最適化機能
- ソートキーとディストリビューションキーを自動的に設定してクエリ速度を向上させることにより、テーブルの物理設計を最適化する新しいセルフチューニング機能
- ディストリビューションキーとソートキーは、データの物理的な保存方法を定義するテーブルプロパティ
- 機械学習を使用して最適なソートキーとディストリビューションキーを選択して、クラスターにおけるワークロードのパフォーマンスを最適化
- Amazon Redshift バージョン 1.0.21291で利用可能
フェデレーションクエリーのデータソースにAmazon RDS forMySQLおよびAmazonAurora MySQLをサポート
- RedshiftからAmazon RDS forMySQLおよびAmazonAurora MySQLにシームレスにアクセス可能
Amazon Redshift がデータ共有 (プレビュー) を導入
- Amazon Redshift クラスター間でライブデータを安全かつ簡単に共有
- データをコピーまたは移動することなく、Amazon Redshift クラスター全体で瞬時に詳細かつ高性能なデータアクセスが可能
DynamoDB
PartiQLのサポート
- どのようなフォーマットで保存されていたとしても、データを効率的に問い合わせ可能にするSQL互換の問い合わせ言語
Amazon DynamoDB テーブルデータを Amazon S3 のデータレイクにコード記述なしでエクスポート
- 過去 35 日間、AWS リージョンおよびアカウント間でデータを 1 秒あたりの粒度で任意のポイントインタイムにエクスポート
- 読み取りキャパシティーや本番テーブルの可用性には影響しない
Glue
AWS Glue Elastic Views
- カスタムコードを記述しなくても、複数のデータストア間でデータを組み合わせてレプリケートするマテリアライズドビューを簡単に構築
- Amazon DynamoDB、Amazon S3、Amazon Redshift、Amazon Elasticsearch Service、Amazon RDS、AmazonAuroraをサポート
セッション動画 - [NEW LAUNCH!] Deep dive on AWS Glue Elastic Views
https://aws.amazon.com/jp/glue/features/elastic-views/