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Route 53でのサブドメイン管理パターン

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つい先日ひょんなことから、自分のサブドメインの切り方が普通のパターンじゃないことに指摘されて初めて気付きました。
忘れない様にメモとして残します。

普通のサブドメイン作成方法

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/dns-routing-traffic-for-subdomains.html
ここに書かれている通り、通常サブドメインを切るときには、ネイキッドドメインのホストゾーンにレコードを作成しルーティングします。
Https通信を許可したい場合には、ACM等を利用して証明書を発行しますが、こちらもワイルドカード指定で証明書を取得しておけば、追加でサブドメイン用の証明書を逐一取得する必要はありません。

スクリーンショット 2020-08-07 12.01.04.png ネイキッドドメインのホストゾーンを選択 スクリーンショット 2020-08-07 12.03.41.png サブドメインのレコード作成 スクリーンショット 2020-08-07 12.06.58.png 使用したい名前、ルーティングでレコード作成 ALBに繋げたいときは、エイリアスで指定するなど スクリーンショット 2020-08-07 12.09.38.png ネイキッドドメインのホストゾーンにサブドメインレコードを作成していくときに、あらかじめワイルドカード証明書を取得しておくと、新しいレコードに対して追加で証明書が必要なくなる。

サブドメインをネイキッドドメインとして作成する方法

僕が特に理由もなく普段やってしまっていた方法はこちらでした。どうしてもこのサブドメインは別個のネイキッドドメインとして扱う必要がある場合などの明確な理由がある場合を除いて通常の作成パターンで作成した方が管理しやすいと思います。

このケースにおいては、新たにサブドメインのホストゾーンを作成します。作成したサブドメインのホストゾーンからNSレコードのバリューを取得し、元のドメイン(example.com)のレコードにサブドメインのNSレコードを追加します。その上で、新たに作成したサブドメインのホストゾーン内部で、ルーティングの設定を行います。

スクリーンショット 2020-08-07 12.01.04.png サブドメインのホストゾーン作成 スクリーンショット 2020-08-07 12.29.28.png サブドメインのホストゾーン(sub.example.com)のNSレコードの値を取得し、ネイキッドドメイン(example.com)のホストゾーンにサブドメインのNSレコードを作成する あとは新規に作成したサブドメインのホストゾーンにおいてルーティングの設定をする。

以上

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