M1Macでfishシェルでライブラリなどをインストールした時のメモ
環境
AppleM1 チップ(2020年製)
Monterey バージョン12.3
行った手順
①ライブラリのインストール
②パスの確認
-シェルの変更
-シェルの確認
③config.fishへの追加
①ライブラリのインストール
今回はnodenvのnpmを利用して、Vue@CLI
をインストールした。
ターミナル(fish)
$ npm install -g @vue/cli
インストールは無事成功したが、fishシェルを利用しており、Vueのパスが通ってないことに気づく。
ターミナル(fish)
$ vue --version
fish: Unknown command: vue
②パスの確認
まずはパスを確認しようと思い、 whichコマンドを利用したが、fishシェルでは表示できなかったため、シェルの変更をした。
ターミナル(fish)
$ chsh -s /bin/zsh
👉 シェルの変更
$ exec $SHELL -l
👉 シェルの再起動
Type help for instructions on how to use fish
zshシェルに切り替えた上でVueのパスを確認しなおした。
ターミナル(zsh)
$ which vue
👉 パスの確認
ユーザー名/.anyenv/envs/nodenv/shims/vue
ちなみに、echo $SHELL
で利用中のシェルを確認でき, cat /etc/shells
で、ホスト上で利用できるシェルを確認できる。
ターミナル(fish)
$ echo $SHELL
👉 現在利用しているシェルの確認
/opt/homebrew/bin/fish
$ cat /etc/shells
👉 利用できるシェルの確認
/bin/bash
/bin/zsh
/opt/homebrew/bin/fish
③config.fishへの追加
ターミナル(zsh)
$ vim ~/.config/fish/config.fish
fishのバージョンが 3.4.1 だったので、fish_add_pathを使用することができた。
以下の記述を config.fish
に追加した。
ターミナル(zsh)
# Vue
set -gx VUE_HOME $HOME/.vue
fish_add_path .anyenv/envs/nodenv/shims/vue
詳細なfishの文法を調べていないため、この記述方法は間違っている可能性がある。
最後に、fishシェルに戻し、ターミナルの再起動、バージョン確認をしたところVueのパスがうまく通っていた。
ターミナル(zsh)
$ chsh -s /opt/homebrew/bin/fish
$ exec $SHELL -l
ターミナル(fish)
$ vue -V
@vue/cli 5.0.4