GitとGitHubについて

目次

①Gitとは
②GitHubとは
③ローカルリポジトリからリモートリポジトリへの一連の流れ

①Gitとは

一言で言うと分散型バージョン管理システムのこと。もっとわかりやすくというと、ある時点でのファイルの内容を保存するための入れ物のようなものを管理するしくみのこと。Gitはファイルの内容を記録するために、管理下にあるディレクトリの内容をコピーして保存する。このファイルを入れる箱のようなものがリポジトリという。

補足
◯リポジトリとは
ファイルやディレクトリの状態を記録する場所のこと。変更履歴を管理したいディレクトリをGitの管理下にあるリポジトリにおくことで、そのディレクトリ内のファイルやディレクトリの変更履歴を記録することができる。リポジトリには2種類ある。

◯ローカルリポジトリとは
ユーザー1人ひとりが利用するために、自分の手元のマシンに配置するリポジトリのこと。つまり自分のPC上（ローカル環境）におくリポジトリのこと。ファイルやディレクトリの変更は自分な好きなタイミングで変更できる。

◯リモートリポジトリとは
専用のサーバーに配置して複数人で共有するためのリポジトリのこと。ローカルリポジトリの変更修正をリモートリポジトリに反映させることができる。

②GitHubとは

Gitの仕組みを利用し、簡単に複数人で開発ができるようにしてくれるWeサービスのこと。

補足
◯commitとは
ファイルやディレクトリの変更修正をGitのリポジトリに変更内容を保存すること。

◯gitignoreとは
Gitにより追跡対象としないファイルを指定するための設定ファイルのこと。あるディレクトリの配下をGit対象としても、その中のすべてのファイルをGitで管理したいとは限らないのでどのファイルをGitで追跡しないようにするかを.gitignoreを使って指定することができる。

◯gitignoreのグローバル設定
.gitignore_globalを作成し、そのファイルに.DS_Storeと記述し、以下のコマンドを実施

ターミナル

git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global

◯pushとは
ローカルリポジトリでのコミットをリモートリポジトリに反映すること

③ローカルリポジトリからリモートリポジトリへの一連の流れ

①で記述したように、まずはローカルリポジトリの作成をする。その後にリモートリポジトリの作成を行う。ファイルに変更や修正を行った後に、ローカルプロジェクトにて反映させる。最後にリモートリポジトリに変更内容を反映させる。