目的
GitHubとのSSH接続設定と、ローカルリポジトリをリモートリポジトリに接続してプッシュする流れです。
１.ローカルリポジトリの作成
# 既にリポジトリがある場合は、不要
git init
２.秘密鍵の作成
すでに秘密鍵がある場合は不要です。新しく作成する場合：
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "example@example.com" -f ~/.ssh/git_key_test
３.SSH接続設定ファイルの編集
SSH接続に使用する秘密鍵を指定するために、~/.ssh/config ファイルを編集します。
vi ~/.ssh/config
設定内容：
Host github github.com
HostName github.com
IdentityFile ~/.ssh/git_key
User git
※ここで、IdentityFile のパスは、前ステップで生成した秘密鍵のパス（例: ~/.ssh/git_key_test）を指定します。
４.GitHubでSSHキーを登録する
GitHubの「Settings」ページにアクセスします: https://github.com/settings/keys
「SSH and GPG keys」セクションで「New SSH key」をクリックします。
タイトルを入力し、公開鍵（~/.ssh/git_key_test.pubの内容）を貼り付けます。
５. GitHubとのSSH接続確認
次のコマンドで接続確認を行います。
ssh -T github
成功すると、次のようなメッセージが表示されます。
Hi your_github_accountname! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
６．リモートリポジトリのSSH形式のURLを取得
GitHubのリポジトリページで、code タブの SSH オプションを選択し、SSH形式のリモートURL（例: git@github.com:username/repository.git）をコピーします。
７. リモートリポジトリを追加
ローカルリポジトリに、リモートリポジトリのURLを追加します。
git remote add origin git@github.com:username/repository.git
８. リモートリポジトリの確認
リモートリポジトリが正しく追加されているか確認します。
git remote -v
９. リモートリポジトリをクローン
もしまだクローンしていない場合は、リモートリポジトリ全体をクローンします。
git clone git@github.com:username/repository.git
１０. ブランチの確認
クローン後、ローカルに移動して、ブランチを確認します。
git branch
１１. 変更の追加とコミット
ファイルを追加してステージングし、コミットします。
#現在のブランチを確認する
git add .
git status
git commit -m "初回コミットメッセージ"
git push origin main # ブランチが `main` の場合