Apache Proxy 動作確認

プロキシサーバー構築・動作確認

前提条件
・パブリックサブネットに1台のWebサーバー（プロキシサーバー）
・プライベートサブネットに1台のWebサーバー（バックエンドサーバー）

パブリックサブネットのEC2で実行する手順

１．Apacheをインストールする

dnf install httpd -y

２．Apacheを自動起動設定にする

systemctl enable httpd

３．Apacheのユニットファイルが生成されたことを確認する

systemctl list-unit-files -t service | grep httpd

メモ
・ユニットファイルの有効化
　・ユニットファイルが有効になることで、システム起動時に自動的にそのサービスが開始されます。

・httpd.service と default.target
　・httpd.service ユニットファイルが default.target にリンクされることで、システム起動時にこのサービスが起動されるようになります。
以下

systemctl list-dependencies $(systemctl get-default)

graphical.target
○ tqdisplay-manager.service
○ tqsystemd-update-utmp-runlevel.service
● mqmulti-user.target
●   tqamazon-ssm-agent.service
●   tqatd.service
●   tqauditd.service
●   tqchronyd.service
○   tqhibinit-agent.service
●   tqhttpd.service

４．モジュールの確認をする

cat /etc/httpd/conf.modules.d/00-proxy.conf | grep "proxy_module modules/mod_proxy.so"
cat /etc/httpd/conf.modules.d/00-proxy.conf | grep "proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so"

メモ
・proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so
有効化することで、HTTPプロトコルを使用してバックエンドサーバーと通信することができる

・proxy_module modules/mod_proxy.so
Apacheにプロキシ機能を有効化し、Apacheはリクエストを他のサーバーに転送することができる

５．プロキシの設定をする

vi /etc/httpd/conf.d/reverse-proxy.conf

６．以下を追記する

<VirtualHost *:80>
    ServerName localip  # プロキシサーバのローカルIP

    ProxyPreserveHost On
    ProxyPass / http://backendip/  # バックエンドサーバのIP
    ProxyPassReverse / http://backendip/
</VirtualHost>

メモ：
ServerName: プロキシサーバのIPアドレスを指定する
ProxyPreserveHost: 元のホスト名を保持する設定
ProxyPass と ProxyPassReverse: バックエンドサーバのIPアドレスを指定し、リクエストを転送する設定

６．Apacheを再起動する

systemctl restart httpd

７．Apacheのステータス確認

systemctl status httpd

プライベートサブネットに配置したEC2の設定をする

１．Apacheをインストールする

dnf install httpd -y

systemctl enable httpd

３．SELinuxを無効化する

vi /etc/selinux/config

・ファイル内の行を以下のように変更します。

SELINUX=disabled

４．再起動をする

reboot

５．SELinuxが無効化されたことを確認する

getenforce
Disabled

６．Apacheのステータス確認

systemctl status httpd

７．コンテンツファイルを作成する

echo "<h1>Private Web Server</h1>" > /var/www/html/index.html

８．コンテンツファイルが作成されたか確認をする

curl localhost

<h1>Private Web Server</h1>

ブラウザ上での確認
プロキシサーバのパブリックIPにブラウザでアクセスし、バックエンドサーバからのコンテンツが表示されることを確認します。

備考

メモの部分をまとめることを途中から重視していました
ずっと前から整理したく、、こんなことしてるから時間が足りない