Apigee ハイブリッドとは
モデルを使用し、API プロキシの開発とAPIを管理するためのプラットフォーム
ハイブリッド モデル
ハイブリッドモデルは、2つある
- クラウドでApigeeがホストする管理プレーン
- サポートされているKubernetesプラットフォームにユーザーがインストールして管理するランタイムプレーンがある
Kubernetes バージョンサポートに関するApigeeのポリシー
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特定のKubernetesごとに最大3つのバージョンがサポートされる
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以下の画像参照
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KubernetesのプラットフォームがバージョンでEOLの場合、ApigeeがサポートするバージョンもEOLとなる
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新しいプラットフォームのバージョンがリリースされた場合、マイナーバージョンのパッチがリリースされる
前提として
- 実行するKubernetesのプラットフォームはバージョンがサポートされていること
- version1.1であること
概要
特徴
- すべてのAPIを1か所で管理
- 内部外部のAPIをGoogle Cloudで管理する
- セキュリティとコンプライアンス
- ランタイムを管理、制御することで、既存のコンプライアンス、ガバナンス、セキュリティのインフラストラクチャを利用できる
- マルチクラウド戦略をサポート
- コストとパフォーマンスのバランスを取る
ハイブリッド環境のAPI プログラム
- Apigeeハイブリッドは、Googleが管理するプレーン
- サポート済みのKubernetes プラットフォーム上のランタイムプレーンから構成される
ハイブリッドの主要コンポーネント
コンポーネント | 環境 | 保存されるデータ |
---|---|---|
管理プレーン | クラウド | APIプロキシ,TargetServers,トラストストアとキーストア,監査ログ,RBAC,ユーザー※1,分析,デプロイ ステータス イベント,デバッグ データ※2 |
ランタイムプレーン | クラウドまたはオンプレ | KMS,KVM,割り当て,環境キャッシュ |
Google Cloud | クラウド | ログデータ,指標※3 |
クラウド以外でAPI トラフィックはすべてのネットワークで処理される
UI や API分析などの管理サービスはクラウド上で実行される
ランタイムプレーンについて
動作する独自のKubernetes クラスタのランタイムサービス
APIトラフィックはすべてランタイムプレーンを通過し、処理される
ランタイムプレーンを構成する主要コンポーネント
コンポーネント | 環境 | 説明 |
---|---|---|
Message Processor | ホスト | API リクエストの処理とポリシー実行 |
Synchronizer | クラウド | 管理プレーンとランタイムプレーンのAPI環境構成の同期 |
Cassandra | クラウド | ランタイム プレーンにデータ永続性を提供する |
MART | クラウド | 管理プレーンとランタイムプレーン間で使用するAPI |
UDCA | クラウド | ランタイムプレーンのデータ収集ポッド内で実行され、統合分析プラットフォーム(UAP)に送信される |
管理プレーンについて
- Apigee ハイブリッド UI
- API プロキシの作成とデプロイ、ポリシーの構成、API プロダクトの作成、デベロッパー アプリの作成を行うための UI をデベロッパーに提供します。管理者は Apigee ハイブリッド UI を使用してデプロイのステータスをモニタリングできます。
- Apigee API
- 組織や環境を管理するためのプログラマティック インターフェースを提供します
- 統合分析プラットフォーム(UAP)
- 分析とデプロイのステータス データをランタイム プレーンから受信して処理します
Google Cloud サービスについて
Google Cloud サービス | 説明 |
---|---|
ID | ユーザー アカウント認証では、Google Cloud アカウントが使用されます。認可では、Google Cloud サービス アカウントが使用されます。 |
ロール | ハイブリッドのアクセス管理では、Google のロールエンジンである IAM を使用し、デフォルトの Apigee のロールをサポートします。 |
リソース階層 | リソースは、Google Cloud プロジェクトにまとめられ、Apigee の組織にリンクされます。 |
Cloud Operations | ロギングと指標データの分析を行います。 |