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ProgakuAdvent Calendar 2022

Day 7

【脳科学から考える】アウトプットの意味と正しいやり方

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この記事を読んで欲しい人

・記事に一回アウトプットしただけで、技術を習得したと満足している人
・今までアウトプットをなんとなくしてきた人
・一生懸命勉強してもなかなか結果につながらない人
・これからもたくさん記事を書くけど、どうせ書くなら有意義なアウトプットにしたい人

この記事を読む前に

私は医者ではありません。プログラミング初学者です。

ある精神科医が書いた本を読んでいると、脳の仕組みを理解したアウトプットの方法がプログラミング学習にも応用できそうだと感じました。特に以下のフレーズは刺さりました。

脳の仕組みを無視して、一生懸命勉強しても効果は出ない

ちなみに私が読んだ本は「行動最適化大全」という本です。アウトプットに関してはさらに詳しく、同じ著者が「アウトプット大全」という本を出しているみたいです。興味を持ったら読んでみてはいかがでしょうか??

「行動最適化大全」

アウトプット大全

インプットとアウトプットの違い

まず大前提として、インプットとは、アウトプットとは何か。

インプット・・・読む・聞く・見る
アウトプット・・・話す・書く・行動する

もちろんブログや記事を書くことも、アウトプットと言えるでしょう。

アウトプットの頻度

一生懸命勉強しているのに、頭が良くならないという人は、大体がアウトプット不足だそう。
昔は僕もインプットばっかりして、全然成績が上がりませんでした。。。。
ではどれくらいの頻度でアウトプットをすればいいのか。

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

アメリカのコロンビア大学の心理学者アーサーゲイツ博士の研究によると、100人以上の子供たちを複数のグループに分け、同じ時間内に名鑑に書かれた人々のプロフィールを記憶させるという実験を行いました。この時グループごとに、インプットとアウトプットに割く時間の割合をそれぞれ別の割合に設定しました。結果はインプット30%、アウトプット70%のグループが一番高得点をとったそうです。

ここで言いたいのは、「同じ時間勉強したとしても、インプットとアウトプットにかける時間次第で得られる効果が全く違う」ということです。
参考記事

アウトプットしなければ情報は消える

ここで脳の仕組みについてです。以下の海馬と側頭葉という用語をざっくりと理解してほしいです。

海馬と側頭葉

海馬・・・インプットされた情報が保存される。保存期間は2~3週間で、必要のない情報だと判断した場合は消える。(滅びのバーストストリーム)
側頭葉・・・海馬が大事だと思った情報が保存されるところ。長期にわたって保存される。

コンピューターに例えると、海馬は主記憶装置側頭葉は補助記憶装置です。

インプットされた情報は脳の海馬という部位に保存されます。
海馬はインプットされた情報を2週間ほど保存しますが、必要ないと判断した情報は捨てます。

逆に海馬が大事だと思った情報は側頭葉という箇所に移します。
側頭葉は情報を長期にわたって保存してくれます。

じゃあ海馬は何をもって大事な情報と判断しているねん、っていう話です。

答えは、2週間で2~3回ほど使われた情報を海馬は大事な情報と判断するそうです。

なのでインプットした情報は2週間に3回はアウトプットする必要があります。一回記事に書いただけでは足りません。(僕はインプットした情報をQitaなどに書いた後、口に出して壁に向かって説明しています。。。)

まとめ

新しく知ったことは、1回記事に書くだけでは足りない。記事に書く以外にも2週間以内に2~3回、話す・書く・伝えるなどして定着させる。

最後に

今回は名鑑に書かれた人々のプロフィールを記憶するという実験例でした。
しかしプログラミングの学習にどこまで記憶が大事かというのは変わってくると思います。
それによってアウトプットに割くべき時間とアウトプットに割くべき時間が変わると思います。
それを今後の学習でも追求していきます。

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