今日はクリスマスイブですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は職場近くのけやき坂のイルミネーションを見ていると心にブリザードが吹き荒れます。
ということで、せっかくなのでベータテスターに当選したツクールMVで乙女ゲーを作って彼氏をゲットすることにしました。
あまり技術的に深い記事ではありませんが、ツクールもエディタの一種だと思うのでこちらに投稿します。
##なぜ乙女ゲーなのか
ツクールなんだからRPGを作れよ!と言われそうなところですが、
- もともと乙女ゲーが好きでずっと前から作りたかった
- 研修で乙女ゲーを作ったこともありますが時間の関係で作りきれなかった
- でも自分は絵がかけない
- そもそもゲームプログラミングの知識がない
- web屋見習いが出自なので・・・
という状況だったのですが、そんな折にツクールMVのベータテスターに当選し「これで乙女ゲー作れるんじゃね?」となったのが発端です。
また、最近自分の中で乙女ゲー熱が盛り上がっていることもあり、せっかくクリスマス(暇)なのでこの機会に作ってしまいました。
##そもそも何ができれば乙女ゲーなのか
一言で乙女ゲーと言っても、さまざまな種類のものがあります。「金色のコルダ」や「ときめきメモリアル Girl's Side」、「遥かなる時空の中で」などの王道の恋愛アドベンチャー形式のものから、「うたの☆プリンスさまっ♪」や「アイドリッシュセブン」、「夢色キャスト」など音ゲーと組み合わさったものや、パズルゲーと組み合わさった「夢王国と眠れる100人の王子様」、店舗経営ゲーと組み合わさった「ときめきレストラン」など・・・。
これらはすべて乙女ゲーと呼ばれるジャンルのゲームですが、自分がゲームを作った場合、どういうゲームで何ができれば乙女ゲーと呼べるのかという視点で、上記に挙げたゲームの共通点を探ってみました。
###素敵な異性が複数人出てきて恋愛できる
これは言わずもがなで譲れないところです。なぜイケメンでないのかというと、「学園ハンサム」や「はーとふる彼氏」などの例外があるからですが、これらもれっきとした乙女ゲーです。
ようは、イケメンでなかろうが、人間でなかろうが、素敵!と思える相手なら何でもいいってことです。いや乙女ゲーは懐が深い(適当)。
そして「複数人出てくる」という部分ですが、やはり恋をする相手は選べないと嫌ですよね。複数人から選ぶことによって、「私がこの人を選んだ」とより能動的にキャラクターに思い入れをしやすくなるのではないかと思います。
###選択肢がある
これは乙女ゲーに限らないとは思いますが、選択肢があり、選んだ結果によりなんらかの効果があることも共通点です。
会話文中の選択肢でなくても、行動を選択(次は誰に会うのか、など)ができることも選択肢があることに含みます。
###物語の重要部分でスチル(一枚絵)が表示される
主に彼との仲が進展したとき(抱きしめられたりなど)に表示される一枚絵も乙女ゲーの共通点です。特に、アドベンチャーゲームでは大体、プレイ後もこのスチルを見返すことができるよう&コンプリート要素としてスチル図鑑があったりします。
##とりあえず作ってみた
というわけで、
- 素敵な異性が複数人出てきて恋愛できる
- 選択肢がある
- 物語の重要部分でスチルが表示される
という要素を取り入れてゲームを作ってみました!↓
「村人Aのクリスマスクエスト」
村人Aがモンスター達をばっさばっさとなぎ倒し、クリスマスを一緒に過ごす相手を倒してゲットするというストーリーです。
###複数人出てくる異性と恋愛できます
攻略キャラは今のところ2人しか居ませんが・・・憧れの騎士団長と
###選択肢があります
文中の選択肢はもちろん、基本的に24日までは自由行動なので好き勝手できます。
ちなみに、普通に24日越えられる抜け穴(不具合というか・・・面倒くさくて穴をふさがなかった)があるので、ひたすらモンスターを狩り続け、ゲームを終わらせないという選択肢も・・・って違うか。
###そしてスチルも・・・
そしてもちろんスチルもあるよ・・・と言いたかったところなのですが、もうお気づきかと思いますが私は絵が描けないんです!!
ということで、エンディング時のスチルは絶賛募集中です!!!
##まとめ
ここまでダラダラと書いてきましたが、言いたいことを一言でまとめると、ツクールで乙女ゲーは作れます!
乙女ゲーを作りたいけど、自分の作りたいゲームはADV系のエディタでは難しい・・・かといってUnityは高機能すぎて学習コストが高い・・・と感じている乙女のみなさん!ツクールMVで乙女ゲーを作りましょう!!