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アイレット株式会社Advent Calendar 2024

Day 19

【個人開発】お店の混雑度を取得しようとしたら挫折した話

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本記事は私の主観や推測を多分に含むのでご注意ください。

少し強がると正直まだ挫折はしていません。いや折れても立ち直ったので挫折ではないです:flushed:

背景

そもそもなぜ「お店の混雑度を取得しようとした」のかですが、発端はNext.jsについて学習したいなという点でした。

FireShot Capture 153 - スタバマップ - starbacks-bukrpzrc2-sakus-projects-f0f85947.vercel.app.png
制作挫折中のスタバマップ(現在の混雑度はモックデータで静的表示)

その過程でできれば自分が制作したいものだとモチベーションを安定させられると考え、「スタバマップ」なるものを作成しようとしました。私は常日頃カフェで作業する方が捗り、かなり使用させていただいてますが、どの店舗が空いているか一目でわかった方が良いなと思っていたからです。

スクリーンショット 2024-12-25 13.11.15.png
Google Mapの棒グラフ(画像左)

GoogleさんのGoogle Mapはかなり高性能で文句などほぼないのですが、混雑度機能(あの棒グラフ)だけは個人的にそこまで精度が高くないと思っていて、そこに差別化要素を見出しました。

ただ地図を見たいだけならばGoogle MapやApple純正の地図アプリで事足りますし、あの2つの精度は正直群を抜いていると思います。毎日Google Mapを見ているユーザーとしてとてもよくわかっています。

これが混雑度を差別化ポイントとして地図アプリを作成しようとした経緯です。

お店の混雑度を取得する方法

正直当初はNext.jsを学習するという大義名分がモチベの大部分を占めていたので、地図アプリ作成の難しさや混雑度をどのように取得するかは深く考えていませんでした。

なんなら「Google Mapのあの棒グラフデータAPIで取得できるだろ」くらいに思ってました。
こうして見事に路頭に迷う子羊の完成です。笑

実際に詰まったところ

実際に当時、混雑度を取得する方法をかき集め以下を検討しましたが、見事に動けなくなりました。

  1. そのお店の社長になって店内にカメラを設置する
  2. そのお店に交渉しデータをもらう
  3. 自分で店舗に張り込んでデータを取り、計算する
  4. Bluetoothや赤外線関係を操作する
  5. Web上に転がってるものをかき集める
    • SNSのAPIで情報を入手
    • GoogleなどのAPIで情報を入手
  6. 最初は混雑度機能を実装せず、ユーザーの回答が溜まってきたら表示されるようにする

最初は5の「GoogleなどのAPIで情報を入手」で実装できると思っていましたが、実際に公式で公開はされていませんでした。もしされていたら教えて欲しいですが、自分が調べた限りは無かったと思います。

その他、1の社長になることも考えましたが、流石にスタバの社長になるのは時間がかかりそうだなと思い。3や6を検討しましたが、3は膨大な時間と費用がかかりますし、6は割と様々なアプリが取り組んでいて差別化しづらいなと感じました。こうして八方塞がり太郎の出来上がりです。

地図アプリ作る際は最初の構想段階でこのコンテンツのデータ、どこから引っ張るかを検討するべきですね。

学び

行動データって企業にとって、とても重要なものではないかと思いました。

無論、個人情報であるが故に開示されていない可能性も大いにありますが、行動データは他のビジネスに流用することが可能だと思っています。その為、膨大な行動データが蓄積されているGoogleやAmazon、国内で言えば楽天やNTTなどはその他のデータを持ち得ない企業に対し優位だと思います。

想像していただくと明らかだと思いますが、何か新規事業を始めたときも行動データの蓄積がある企業は膨大なデータに対し大規模なマーケティング施作を実施できるので、必然と利益を得やすそうな気がします。

また、昨今でいうと生成AIがより真価を発揮するのは、良質で膨大なデータがある場合だと思うので、その観点からも優位だと感じます。

最後学びと言いながらかなり主観語りをしてしまいましたが、本記事を読んで意いただきありがとうございました!

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