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キュレーションサービスの未来にあって欲しいもの。片説ジャーナリズム。

データジャーナリズム Advent Calendar 2014の4日目、深夜25時の投稿です。眠い。

そもそもジャーナリズムとは何でしょう?

私は「ファクトを積み上げ、ストーリーを伝える事」という定義が一番しっくり来ます。
ファクトそのものを伝える事がジャーナリズムであるなら、天気情報APIで獲得した気温データをそのまま送りつける事がジャーナリズムです。
そうではなく、現在の気温と過去の気温を比較して温暖化が進んでいるというストーリーを伝える。
こっちの方がジャーナリズムですよね。

なぜキュレーションサービスはデータジャーナリズムの文脈で語られない?

ジャーナリズムではないからだと思います。
キュレーションサービスとは、情報をまとめて共有するサービスの総称です。
SmartNewsとかGunosyとかハッカドールとか。
職人と職人が作った作品を売る業者くらいの違いを感じます。
ジャーナリズムの中間業者の立ち位置ではないでしょうか。

それでもキュレーションサービスの方が未来を感じるのはなぜ?

価値観が多様になっているならば、価値を感じるニュースも個人によって違います。
なら、個々人に合わせたニュースコンテンツ提供が正しいあり方ですよね。
誰もが知らなくてはいけない情報があるというのは、価値観の押し付けです。
宗教の態度で、科学の態度ではないです。

でも、キュレーションサービスの個人最適化には限界がない?

既存のコンテンツは対個人に作られたものではない訳で、どこか噛み合ってないものになりがちです。
本当の意味で噛み合うコンテンツは、ニュースを届けるその人を読者として想定するコンテンツです。
そういう意味で理想的なのは、片説です。
プロ集団が私のためにコンテンツを作ってくれるのが理想的です。

ストーリーは人間が作らなくてはいけない?

ロボット・ジャーナリストの登場で記者は用済みに | 瀧口範子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト」にあるように、ロボットジャーナリズムは実現段階にあります。
なら、個々人に最適化したストーリーを作る事も不可能じゃないですよね。
プロ集団のプロはエンジニアリングのプロであってもいい。

ロボットによる片説ジャーナリズム。その第1歩は?

ここまで来てステマです。
NLP勉強会で自然言語処理を一緒に学びませんか? 
自然言語処理とは、書き言葉・話し言葉をシステムが理解できるようにするアプローチです。
システムが言葉を理解できるようになれば、片説ジャーナリズムに近づけます。
ポストMeCab/CaboChaの壁を一緒に叩いてくれる方を募集しています。
基本的な事柄でむしろウェルカムなので、ご発表をお願いします。

 

以上 よろしくお願いします。

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