この記事は 「エンジニア積読消化 Advent Calendar 2023」の1日目の記事です。
この本をピックアップした理由
限りある時間の使い方積読してしまう理由にも繋がりますが、「時間の使い方」に課題があるのではないか?ということを考えました。
現状は仕事もやりがいがあり、まだまだ進めたいこともたくさんある。それ以外にもプライベートでたくさんやりたいことがある。その中で、時間を効率的に・効果的に使うにはどうすればいいのか?
という課題の中で、この「限りある時間の使い方」というタイトルには強く惹かれました。
「時間」を上手く使うことができれば、今あるやりたいことを上手く進めることが出来るのでは?
積読もなくなるのでは?ということで、「時間」に関して、最初に解決すべき課題と感じました。
積読していた理由
実はこの本の積読期間は短かったです。
時間の使い方については、自分の中での課題感が大きかったため、他の本に比べて短い期間ですみました。また、このアドベントカレンダー効果も大きかったです!
自分はエンジニアリングマネージャをしているため、技術知識のキャッチアップはもちろんですが、マネジメントに係る知識の本についても、良さそうなものがあるとついついすぐに買ってしまいます。
直近はエンジニアとしてもマネージャとしても必要な基礎力についての不足を感じていたため、あらゆる場面で使えるような構造化する思考力の知識の本の購入が加速していました。
技術的な書籍で読了したものはこちらに一部を紹介しているので、興味がある方は覗いてみて頂けると嬉しいです。
アドベントカレンダーに参加して良かったこと
このアドベントカレンダーを作って記事を書くことを決めたことで、最後まで読めたことは最高に良かったです!
締め切りドリブンで動くことで、自分の様々なタスクの中で優先度を上げやすくなりましたし、モチベーションを保つ効果も非常に高かったと思います!
まだアドベントカレンダーの枠はあるので、これから参加して見るのも良いのではないでしょうか?
12/25までに消化できればOKなので、どこでも入ってもらえれば、自分のためにもなりますし、他の人が良い本を知れる機会にもなると思います。
少し時間があれば、自分も何枠か次の積読も消化したいと思っています!
書籍の内容も非常に多くの発見や学びがあり、今すぐ実行できると良いことも沢山ありました。
積読してしまう方々にも、時間の考え方について新しい観点を知るためにオススメです!
ここから書籍の内容も触れていきたいと思います。
鍵事ある時間の使い方の感想
この記事に感想を書く予定だったため、気になるところに付箋を入れていたら、付箋だらけになってしまいましたw
自分にとって学びになることが非常に多く、この付箋のページ全部を伝えたいのですが、あまりに長くなってしまうのならば最初から本を読めばいいじゃないかって思ったので、たくさん伝えたいことがある中で、今回伝えることを3つだけピックアップしてみました!
1. ベルトコンベアで運ばれてくる時間の容器に何も埋めないままで流れてしまうと、時間を無駄にしたと感じる
タイムマネジメントの本ではない。これまでのタイムマネジメント術は失敗だらけだ。
効率化は逆効果だ!と最初のイントロダクションで書かれており、ワクワクしかなかったです。
そして、1章にこの時間の容器がベルトコンベアで次々と運ばれてくるという感覚は、まさに自分が体感しているものを具体的なイメージ化されたものでした。
ここに書いているダメなことを全部やろうとしてた自分!!!
目からウロコが溢れ過ぎる状態でした!
無意味なことを効率化しても意味がない。本当に大事に思うことは何なのか?
そして、その時間を最初に確保することが大事であると、再認識しました。
2. こんなの全然見たくないのに、見始めたら止まらない助けて
昨今のSNSに関わる時間の無駄を理解させてくれる。
スイカに輪ゴムを巻き付けていき、数百の輪ゴムをつけたときにスイカが割れる動画である。これをただ見てしまう。見たら面白いが、見てしまう。これが「気が散る」という問題。
注意力は限りある資源である。だが、現代のSNSは注意を向けるための様々な刺激が発生するように設計されている。本当にやりたいことに集中力を発揮できず、「ユーザーの意識を乗っ取る機械」と表現して解説している。
SNSやデジタルツールで繋がり続けることによって、刺激の中毒症状のようになっていると自覚しました。
3. 個人的な自由な主義 と スウェーデンのフィーカという習慣
デジタルノマドで自分のペースで自由に働ける。好きな場所で好きに働ける。
それは本当に自由なのか? 欲しい自由とは何なのか? 時間は誰かとシェアすると豊かになれると結論づけています。
自由になった結果、クルーズ船で楽しく過ごしているのと、島流しに合うのと、何が違うのか?という極端な表現を感じるところもありましたが、納得できる部分も大きかったです。
1人で効率化だけしていても、それでは豊かになれない。1番は心が豊かになるために過ごしているはずだと思い直しました。
スウェーデンでは仕事中の30分ほどフィーカと言う時間があり、全員が仕事の手を止めてコーヒーを飲みながらお菓子を食べる時間がある。この時間は仕事を進めることではなく、コミュニケーションを最優先の時間となる。
これを読んだとき、とても良い時間で自分の会社でもぜひやりたいと思いました。
日本人の気質的には、浸透させるのは相当難しそうですが、普段では拾えない何かが絶対に出てくる場所だと感じます。
まとめ
時間という捉え方に全く新しい考え方を気が付かせてくれました!
「宇宙的無意味療法」という宇宙から見たら全てのことがちっぽけで、ほとんど無である。という話もあり、まずはその認識ができてから、自分を見つめ直し、前に進むことが出来ると感じました。
仕事の中での活用はもちろんですが、周りに振り回されすぎず、自分の人生の時間の使い方という意味でもこれから意識していきたいと思いました!
本当にこの機会にこの本に出会うことができて良かったです! (できればもっと早く読んでおきたかったですw)
これから自分の大事なことは何かということを意識しながら過ごしていきたいと思います!
限りある時間の使い方
もしこの本を読んだことがある方、あるいはこの記事を読んでちょっと読みたいと思った方などがいましたら、コメントで感想などをもらえると嬉しいです
この記事を読んでいただいてありがとうございました