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AWS SAAに合格するために行った勉強法を振り返ってみて

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AWSを実務で全く触っていない私がAWS SAA に合格した話です:sunglasses:
スコアは773点でした。

はじめに

この記事では、私がSAA合格するまでに行った勉強法を振り返り、よかった点ともっとこうしたらよかったなと思う点についてまとめていきます。なぜ取ろうと思ったのかなどの背景部分は省いています。

加えて、試験に臨む意識的な面で役に立ったと思うことを書きます。こちらは、試験前日や試験当日でも役に立つと思います。

勉強法は人それぞれですし、感じたことは主観的な意見になりますが、これからSAA取得に向けて勉強する人に少しでも助けになればと思い書いています。

プロフィール

事前情報として私のプロフィールについて載せておきます。

・新卒入社1年目。開発系の部署に所属しており、実務でAWSは全く触らない。
・大学は情報系ではない理系の学部に通っており、少しだけプログラミングやIT知識を学んでいた。
・会社の新人研修でインフラの基礎知識やAWSについてEC2, RDS くらいは学んでいた。

IT知識が全くないわけではないが、AWSやインフラについては詳しくないといった具合です。

勉強時間と内容

期間:2021年11月1日~2022年1月29日 (約3か月)
時間:25~40時間
内容:本,問題集(ping-t, koiwaclub),社内の研修

期間を書いていますが、勉強時間にはとてもムラがあるのであまり参考にはしないでください。

勉強ステップ

私が行っていた勉強法をステップごとに分けてそれぞれ説明していきます。
私の勉強法 → 振り返ってみて 
という構成で進めていきます。

ステップ1 AWSの知識をつける

時間:2~5時間

勉強方法

私はAWSの知識がほとんどなかったため、導入として以下の本を購入し、AWSの基礎知識を学びました。AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト

しっかり読み込むのではなく、流し見でざっとどんなサービスがあるかどうかを知る程度に読みました。問題集を解いているときにこんなサービス見たことないと思って本を読み返してみたら、書いてあるじゃんってなるレベルのおおざっぱさです。

振り返ってみて

:sunny: 良かった点
良かった勉強法だと思います。SAAを勉強するにあたってAWSサービス間でどのような関係を持っているのか知ることが重要だと思います。そのためには本を熟読してサービスを理解するより、問題集をどんどん解いていくことが身についていくと思います。かといって、0知識で問題集に行くのも無謀なのでちょうどいい具合に本を活用できたと思います。

ステップ2 問題集を解きながらサービスを覚える(ping-t)

時間:7~12時間

勉強方法

ping-tというサービスを活用しました。約350問SAAの問題が用意されており、問題が分野別に分かれていたり、間違えた問題を記録してくれたりします。
私はこの問題集で、1分野ずつ間違えた問題がなくなるまで解きました。全体模擬演習も2回ほど解きました。

振り返ってみて

:sunny: 良かった点
問題演習の導入としてping-tを使用したことはよかったと思います。日本語もわかりやすく、文章も短めの問題が多いので、基礎的な知識を短い時間で身につけることができたと思います。

:cloud: こうしたらよかった点
ミスがなくなるまで解かなくてもよかったと思います。というのも、実際の試験とは問題の質が少し違うと感じたので、試験対策としては後述のkoiwaclubに時間をかけたほうがいいと感じました。

1周するくらいでもよかったかもしれません。

ステップ3 ひたすら問題集を解いていく(koiwaclub)

時間:15~25時間

勉強方法

koiwaclubというサービスを活用しました。有料のベーシックプラン(4480円)を購入し、用意されている問題を前から順番にひたすら解いていきました。
1セット7問が156セットあったので、約1100問ほど解いたと思います。

解き方としては、わからない問題に立ち止まらずどんどん進んでいくことを意識して取り組みました。よく間違える問題や悩んでしまう問題が出てきたときには手元の紙にメモし、先に進んでいきました。

振り返ってみて

:sunny: 良かった点
1.koiwaclubに勉強時間をかけて数をこなしたこと
実際の試験の難易度や内容に近いと感じました。koiwaclubでしっかり点が取れるようになることが試験への合格への道だと思います。
解き方として、しっかり考えてから答えを出すのも大事ですが、まずは数をこなして問題に慣れていったことも結果的に良かったと思います。

2.メモを取りながら進めたこと
私は、思い返す数=記憶の定着力だと考えています。
新たな気づきや見返したいものなどは手元の紙にメモしておき、後でまとめて調べたり見返すようにしました。こうすることで必然的に思い返す数が多くなり記憶に残りやすかったです。

:cloud: こうしたらよかった点
koiwaclubで用意されている問題を前から順番に解いていくのではなく、後半の問題に注力すればよかったと思いました。
というのも、koiwaclubの問題集は番号が新しいほど新しく作られた問題になっているらしく、解く番号帯によって問題の偏りを感じたからです。古い情報よりも新しい情報を多く取り込んだほうが良いと思います。

:umbrella2: やらないほうがよかった点
よくわからない問題に時間をかけること。
問題を解いていると、見たことがないサービスの問題が時々現れます。そのサービスについて時間をかけて調べて理解してもその問題にしか出てこないということが何回かありました。

そこの判断は難しいかもしれませんが、わからないものは割り切って捨ててもよいと思います。

試験に臨む

まずSAAの試験概要を記します。
試験時間:130分
問題数:65問
採点方式:スケーリングスコア、すべての問題が採点されるわけではない。

これらの情報から伝えたいことは、焦らない ということです。
どういうことか、2つのポイントで解説します。

1.試験時間は余裕
大体65問一周するのに、70~80分くらいで終わったと思います。フラグ機能があるので、解きながら悩んだ問題は後で見返すようにフラグを立てておきました。1周目終わった時点で半分くらいフラグを立てていたと思います。
見直しする時間はたくさんあるので、見直し時にじっくり考えて回答を出せると思います。

2.全部の問題が採点されるわけではない。
すべての問題が採点されないことを聞いていたので、見たことないサービスやわからない問題が来ても、この問題は採点されないだろうという気持ちでいました。試験中に頭の中に不必要な心配がなく、集中して取り組めました。

以上2点を意識すると、余裕をもって試験に取り組めると思います!

##ポイント
最後に勉強していておさえておいた方がよいと思った、問題やサービスについて書きたいと思います。
こちらに関しては時期によって大きく変わると思うので参考程度にお願いします。

・S3ライフサイクルポリシー
・S3の削除防止
・API Gateway + Lambda
・DynamoDB
・ELB + Auto Scaling

※ 2022年2月時点の情報です。

#おわりに
自身がやってきた勉強法を振り返って記事にまとめてみました。今回私は、AWSのサービスの理解というよりも資格を取ることを目標にしてきたので、紹介した勉強法や振り返りも「資格に受かるには」という観点で書いています。AWSの技術力をつけるために資格を取得したいという方はハンズオンを活用したほうがより理解が深まるかもしれません。(私がやっていないので憶測になりますが...)

これから試験を受ける人は頑張ってください:airplane:

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